こんにちは、ゆうゆーです。
今週は、TOPIXの-1.4%に対し、ゆうゆーは-1.6%でした。
年初来では、TOPIXが-9.2%、ゆうゆーは+17.1%となり、
通算では、TOPIXが+2.4%、ゆうゆーは+53.1%となりました。

今週はさすがに厳しいパフォーマンスとなってしまいました。
もちろん、保有率トップのALサービスの大きな下げにつられての結果です。
むしろ先週までが好調すぎましたから、これは致し方ありません。
逆に、ALサービス以外の銘柄はまずまずの成績でしたので、
ある意味、堅調だったと言えるかもしれませんね。
さて、今週は決算やら月次やら、いろいろと重要なIRが発表されましたので、
これらを振り返っておきたいと思います。
まず、アサンテとエスクリの通期決算発表がありました。
アサンテに関しては、営業利益ベースで対前年比+17.5%ということで、
非常に素晴らしい決算でした。
配当利回りを考えると、実質+20%近くの成長ですね。
4Q単独で見るともの凄い伸び方ですが、
この4Qには、増税前の駆け込み需要の影響もあったと想定されますので、
これがなければもう少し低い伸び率だったのだろうと思います。
いずれにしても、順調であることは確認できました。
アサンテについては、配当を重視される方にとっても人気がありそうですね。
もう一方のエスクリについても、素晴らしい急成長です。
これで同社は8期連続の増益が確定しました。
営業CFもずっと右肩上がりで、いい感じです。
4Q単独で見れば、前年よりも利益はやや落ちてしまいましたが、
それでも通期で見れば、営業利益ベースで対前年比+53.6%ですからね。
そして相変わらず低いままの自己資本比率と、強気な来期予想です。
どこまでも積極的な会社ですね・・・。
アサンテ、エスクリの両銘柄とも、
決算短信を一目見るだけで順調そうだと分かる決算でした。
株価はどちらも直近は停滞していますが、
この調子だと、上がり始めるのも時間の問題のような気がします。
そして月次の方ですが、ALサービス、フジ、トレファク、アサンテと、
実に四銘柄で4月分の発表がありました。
まず、トレファクは素晴らしい数字です。
駆け込み需要の反動減など、同社にはどこ吹く風だったようですね。
ALサービスも、わずかに既存店が100%を切っているものの、
前年がかなり良かったこともありますので、特に問題はなさそうです。
気になるのは、フジコーポとアサンテでしょうか。
両社とも4月は結構、落ち込んでしまっています。
フジもアサンテも、駆け込み需要のおかげで3月の数字が良かったので、
それを思えば仕方ないところではありますが、
5月以降も4月のような不調が続くようなら要注意です。
月次が悪い原因が、駆け込み需要の反動減だと分かっていればよいのですが、
そうでなければ、それは成長ストーリー崩れのサインかもしれませんからね。
まぁ、まず反動減の影響でしょう。
さて、来週はハピネットとDVxの決算発表です。
まだまだ来週も、決算発表の恐怖は続きます・・・。
今のエスクリやDVxのように株価が低迷していると、
なぜか、同社の次の決算発表が心配になってきてしまうのですが、
こういう考え方は良くないですね。
発表された決算を見て、今後の見通しが危なそうだから撤退する、
というのなら分かります。
ですが、決算発表前に株価が下がってきて、
何となく決算が危なそうだから・・・という理由で撤退するのなら、
そもそもその銘柄を選んだのが間違いだった、と言えるでしょう。
自分でしっかりと銘柄分析をした上で保有しているのですから、
「自信を持って、決算を持ち越していいんだよ」と、
自分自身に言い聞かせておきたいと思います。
今週は、TOPIXの-1.4%に対し、ゆうゆーは-1.6%でした。
年初来では、TOPIXが-9.2%、ゆうゆーは+17.1%となり、
通算では、TOPIXが+2.4%、ゆうゆーは+53.1%となりました。


今週はさすがに厳しいパフォーマンスとなってしまいました。
もちろん、保有率トップのALサービスの大きな下げにつられての結果です。
むしろ先週までが好調すぎましたから、これは致し方ありません。
逆に、ALサービス以外の銘柄はまずまずの成績でしたので、
ある意味、堅調だったと言えるかもしれませんね。
さて、今週は決算やら月次やら、いろいろと重要なIRが発表されましたので、
これらを振り返っておきたいと思います。
まず、アサンテとエスクリの通期決算発表がありました。
アサンテに関しては、営業利益ベースで対前年比+17.5%ということで、
非常に素晴らしい決算でした。
配当利回りを考えると、実質+20%近くの成長ですね。
4Q単独で見るともの凄い伸び方ですが、
この4Qには、増税前の駆け込み需要の影響もあったと想定されますので、
これがなければもう少し低い伸び率だったのだろうと思います。
いずれにしても、順調であることは確認できました。
アサンテについては、配当を重視される方にとっても人気がありそうですね。
もう一方のエスクリについても、素晴らしい急成長です。
これで同社は8期連続の増益が確定しました。
営業CFもずっと右肩上がりで、いい感じです。
4Q単独で見れば、前年よりも利益はやや落ちてしまいましたが、
それでも通期で見れば、営業利益ベースで対前年比+53.6%ですからね。
そして相変わらず低いままの自己資本比率と、強気な来期予想です。
どこまでも積極的な会社ですね・・・。
アサンテ、エスクリの両銘柄とも、
決算短信を一目見るだけで順調そうだと分かる決算でした。
株価はどちらも直近は停滞していますが、
この調子だと、上がり始めるのも時間の問題のような気がします。
そして月次の方ですが、ALサービス、フジ、トレファク、アサンテと、
実に四銘柄で4月分の発表がありました。
まず、トレファクは素晴らしい数字です。
駆け込み需要の反動減など、同社にはどこ吹く風だったようですね。
ALサービスも、わずかに既存店が100%を切っているものの、
前年がかなり良かったこともありますので、特に問題はなさそうです。
気になるのは、フジコーポとアサンテでしょうか。
両社とも4月は結構、落ち込んでしまっています。
フジもアサンテも、駆け込み需要のおかげで3月の数字が良かったので、
それを思えば仕方ないところではありますが、
5月以降も4月のような不調が続くようなら要注意です。
月次が悪い原因が、駆け込み需要の反動減だと分かっていればよいのですが、
そうでなければ、それは成長ストーリー崩れのサインかもしれませんからね。
まぁ、まず反動減の影響でしょう。
さて、来週はハピネットとDVxの決算発表です。
まだまだ来週も、決算発表の恐怖は続きます・・・。
今のエスクリやDVxのように株価が低迷していると、
なぜか、同社の次の決算発表が心配になってきてしまうのですが、
こういう考え方は良くないですね。
発表された決算を見て、今後の見通しが危なそうだから撤退する、
というのなら分かります。
ですが、決算発表前に株価が下がってきて、
何となく決算が危なそうだから・・・という理由で撤退するのなら、
そもそもその銘柄を選んだのが間違いだった、と言えるでしょう。
自分でしっかりと銘柄分析をした上で保有しているのですから、
「自信を持って、決算を持ち越していいんだよ」と、
自分自身に言い聞かせておきたいと思います。
2014/05/09 (金) [週間成績発表]
ゆうゆーさん
はじめまして。
投資手法や保有銘柄が大変似通っているのもあっていつも楽しく拝見しております。
アサンテは自分も保有しているのですが、決算とともに「繰延税金資産の取崩しに関するお知らせ」も発表されました。
財務の勉強は進めているのですが、繰延税金資産というのが調べてもよくわからず…。
「業績の悪い企業がよくやる」なんてことも書かれていてそれがまた混乱させるのですがこれについてはどう解釈していらっしゃいますか?
はじめまして。
投資手法や保有銘柄が大変似通っているのもあっていつも楽しく拝見しております。
アサンテは自分も保有しているのですが、決算とともに「繰延税金資産の取崩しに関するお知らせ」も発表されました。
財務の勉強は進めているのですが、繰延税金資産というのが調べてもよくわからず…。
「業績の悪い企業がよくやる」なんてことも書かれていてそれがまた混乱させるのですがこれについてはどう解釈していらっしゃいますか?
見習い投資家さん、はじめまして。
「繰延税金資産」ですか、あまり聞き慣れない用語ですね・・・。
ということで、私も調べてみました。
要するに、来期以降に払うべき税金を今期に前払いしたことで、
今期には本来あるべきはずのお金が実際には無くなっており、
それを補完するための資産が「繰延税金資産」です。
つまり繰延税金資産とは「将来払うべき税金を払わなくてよい権利」だと、
理解していればよいと思います。
ただ、この権利は、使う前に失われてしまうこともあります。
それはどんな時かというと、将来その税金を払う必要がなくなった時です。
例えば、将来赤字になることが見込まれる場合などですね。
赤字ですから、権利を行使するまでもなく税金を払う必要はありません。
つまり、「権利の使いみちが無くなってしまったので、権利を捨てる」
というのが、「繰延税金資産の取り崩し」の意味ですね。
今回のアサンテについては、もちろん赤字になるからではなく別の理由で、
将来その権利を使えなくなった、と考えておけばよいでしょう。
この影響で、今期の見かけ上の純利益は少し減ってしまっていますが、
(逆に言えば、これがなければもっと良かったのです・・・)
いずれにしても税務上の処理の問題ですから、
アサンテの今後の見通しには全く関係のないことであり、
投資判断という意味では、無視しても構わないようなことだと思います。
「繰延税金資産」ですか、あまり聞き慣れない用語ですね・・・。
ということで、私も調べてみました。
要するに、来期以降に払うべき税金を今期に前払いしたことで、
今期には本来あるべきはずのお金が実際には無くなっており、
それを補完するための資産が「繰延税金資産」です。
つまり繰延税金資産とは「将来払うべき税金を払わなくてよい権利」だと、
理解していればよいと思います。
ただ、この権利は、使う前に失われてしまうこともあります。
それはどんな時かというと、将来その税金を払う必要がなくなった時です。
例えば、将来赤字になることが見込まれる場合などですね。
赤字ですから、権利を行使するまでもなく税金を払う必要はありません。
つまり、「権利の使いみちが無くなってしまったので、権利を捨てる」
というのが、「繰延税金資産の取り崩し」の意味ですね。
今回のアサンテについては、もちろん赤字になるからではなく別の理由で、
将来その権利を使えなくなった、と考えておけばよいでしょう。
この影響で、今期の見かけ上の純利益は少し減ってしまっていますが、
(逆に言えば、これがなければもっと良かったのです・・・)
いずれにしても税務上の処理の問題ですから、
アサンテの今後の見通しには全く関係のないことであり、
投資判断という意味では、無視しても構わないようなことだと思います。
丁寧に説明していただきありがとうございます。
こうやって株を買ってフォローをしているとわからないことがたくさん出てきますね。
それを1つ1つ消化すると良い勉強になります。
今回は「企業の見通しは変わらない」というのが大きなポイントと感じました。
なのでこのまま持ち続けたいと思います。
こうやって株を買ってフォローをしているとわからないことがたくさん出てきますね。
それを1つ1つ消化すると良い勉強になります。
今回は「企業の見通しは変わらない」というのが大きなポイントと感じました。
なのでこのまま持ち続けたいと思います。
そうですね、私も今回のアサンテのIRは気にも留めていなかったのですが、
質問を受けて調べたことで、また一つ勉強になりました。
本などで一度に詰め込むよりも、こうやって実際に株式投資をしていて、
分からないことがあった場合に勉強する方が、身にも入りやすそうですね。
今後も何か分からない点がありましたら、何なりとご質問ください。
質問を受けて調べたことで、また一つ勉強になりました。
本などで一度に詰め込むよりも、こうやって実際に株式投資をしていて、
分からないことがあった場合に勉強する方が、身にも入りやすそうですね。
今後も何か分からない点がありましたら、何なりとご質問ください。
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