こんにちは、ゆうゆーです。
以前からウォッチ銘柄の一つに入っており、本日ついに購入に踏み切りました日本BS放送について分析したいと思います。
まずは、簡単に事業内容を確認しておきましょう。
日本BS放送は、その社名からも想像できる通り、「BS11」というBS放送を視聴者へ提供しているテレビ局です。
主に番組の放送時間枠を販売したり、番組間のCM時間枠を販売するなどして収入を得ているようです。
では、「私の投資方針と投資手法」に従って分析してゆきます。
ステップ1:『今後安定して成長すると思われる企業』であるか?
A.成長ストーリーは存在するか?
BS11の認知度向上こそが、この会社の売上・利益の向上のカギを握っており、言うまでもなく「認知度向上型」の成長ストーリーを持っています。
放送局や番組の認知度が向上すれば、視聴率が上がります。視聴率が上がれば当然、広告の効果が上がりますので広告単価も上がり、当社の収入も増加する、というロジックです。
ブログの認知が進み、月間PV数が増えるにつれ、アフィリエイトやアドセンスの月間収益が増えるのと同じ仕組みですね。
以下は、過去6年間の売上高、経常利益の推移です。

ちなみに純利益については、ここ数年で伸びていないように見えますが、これは繰越欠損金の解消の影響(法人税の関連)であり、無視して構いません。
来期以降は純利益も経常利益の伸びに伴い、伸びてくるはずです。
B.成長ストーリー崩れの三大要因に対し、耐性を持っているか?
1.成長限界に対して
テレビを見ている人(ほぼ全国民)のうち、BS11の存在を知っている方が、現状どれだけ存在するでしょうか?
そもそも世の中には、BSデジタルを視聴できない世帯が未だに3割も眠っており、当社のみならず、BSデジタル業界そのものが成長市場と言えるでしょう。
BS11が、今のWOWOWくらいの認知度になってくるまでは成長余地に関しては心配は要らないと思っています。
2.景気悪化に対して
放送業界は、ハッキリ言って不況の影響をかなり受けると想像します。
景気が悪くなれば、企業は自社の防衛のために少しでも経費を抑えようと、広告宣伝費を削るに決まっているからです。広告単価が下がってしまえば、これは当社にとってダメージですね・・・。
ただ、この企業の利益率はかなり高く(営業利益率で20%超)、これは言い換えれば「売上が落ちても利益は落ちにくい」ということです。
加えて、後述しますが当社は鉄壁の財務を持っています。
事業内容的には、不況の影響を受けないわけでは決してありませんが、優れた収益性・財務健全性がその影響を大幅に緩和してくれると考えます。
3.他社との競争激化に対して
BSデジタル放送に利用されているチャンネルの数は限られていますので、新たなチャンネルの割り当てがない限りは、新規事業者の参入は不可能です。
残るは既存の放送局との競争ですが、1.でも述べた通り、BSデジタル業界そのものが成長市場でありますので、市場の成長が止まるまでは共存共栄が可能だと考えます。
成長市場にいる企業にとって最大のネックが「膨大な新規参入組」なのですが、前述の通り、この業界には原理的にそれが無いのです。
C.もしも成長が失敗に終わった場合のリスクはどの程度か?
自己資本比率は驚きの90%超えで、言うまでもなく無借金経営です。「鉄壁の財務、ここに極まれり!」といった感じですね。
営業利益率も20%越えと、収益性も素晴らしいですね。
キャッシュ・フローも問題はなく、財務上の心配は何もありません。
唯一、事業内容的に不況耐性だけが気がかりではありますが、総合的に見て、リスクは「低い~極めて低い」と判断します。
ステップ2:『割安な価格』であるか?
まずは、PERの適正水準を決めます。
過去の実績およびROE水準から、成長率を18%と想定しますので、仮のPER適正水準は、14.4倍~21.6倍となりますが、リスクが低い~極めて低いため、適正水準を15%増しにします。
従って、この銘柄のPER適正水準は、16.6倍~24.8倍 となります。
現時点での、この銘柄のゆうゆー予想PERは15.5倍であるため、今の株価は割安だと判断しました。
というわけで、本日ブログ用資金にて200株を新規購入しています。
すぽさんのブログでこの銘柄を知って以来(すぽさん評価=4.0)、密かにウォッチし、フォローしていた銘柄の一つです。
自分の投資基準にも見事にマッチしたため、今回購入に踏み切りました。
本日、めでたくBS11の株主になったことですし、これを機に、自分もBS11の視聴者になってみようかな・・・と考えています。
テニスの試合でも放送してくれないかな~?
以前からウォッチ銘柄の一つに入っており、本日ついに購入に踏み切りました日本BS放送について分析したいと思います。
まずは、簡単に事業内容を確認しておきましょう。
日本BS放送は、その社名からも想像できる通り、「BS11」というBS放送を視聴者へ提供しているテレビ局です。
主に番組の放送時間枠を販売したり、番組間のCM時間枠を販売するなどして収入を得ているようです。
では、「私の投資方針と投資手法」に従って分析してゆきます。
ステップ1:『今後安定して成長すると思われる企業』であるか?
A.成長ストーリーは存在するか?
BS11の認知度向上こそが、この会社の売上・利益の向上のカギを握っており、言うまでもなく「認知度向上型」の成長ストーリーを持っています。
放送局や番組の認知度が向上すれば、視聴率が上がります。視聴率が上がれば当然、広告の効果が上がりますので広告単価も上がり、当社の収入も増加する、というロジックです。
ブログの認知が進み、月間PV数が増えるにつれ、アフィリエイトやアドセンスの月間収益が増えるのと同じ仕組みですね。
以下は、過去6年間の売上高、経常利益の推移です。

ちなみに純利益については、ここ数年で伸びていないように見えますが、これは繰越欠損金の解消の影響(法人税の関連)であり、無視して構いません。
来期以降は純利益も経常利益の伸びに伴い、伸びてくるはずです。
B.成長ストーリー崩れの三大要因に対し、耐性を持っているか?
1.成長限界に対して
テレビを見ている人(ほぼ全国民)のうち、BS11の存在を知っている方が、現状どれだけ存在するでしょうか?
そもそも世の中には、BSデジタルを視聴できない世帯が未だに3割も眠っており、当社のみならず、BSデジタル業界そのものが成長市場と言えるでしょう。
BS11が、今のWOWOWくらいの認知度になってくるまでは成長余地に関しては心配は要らないと思っています。
2.景気悪化に対して
放送業界は、ハッキリ言って不況の影響をかなり受けると想像します。
景気が悪くなれば、企業は自社の防衛のために少しでも経費を抑えようと、広告宣伝費を削るに決まっているからです。広告単価が下がってしまえば、これは当社にとってダメージですね・・・。
ただ、この企業の利益率はかなり高く(営業利益率で20%超)、これは言い換えれば「売上が落ちても利益は落ちにくい」ということです。
加えて、後述しますが当社は鉄壁の財務を持っています。
事業内容的には、不況の影響を受けないわけでは決してありませんが、優れた収益性・財務健全性がその影響を大幅に緩和してくれると考えます。
3.他社との競争激化に対して
BSデジタル放送に利用されているチャンネルの数は限られていますので、新たなチャンネルの割り当てがない限りは、新規事業者の参入は不可能です。
残るは既存の放送局との競争ですが、1.でも述べた通り、BSデジタル業界そのものが成長市場でありますので、市場の成長が止まるまでは共存共栄が可能だと考えます。
成長市場にいる企業にとって最大のネックが「膨大な新規参入組」なのですが、前述の通り、この業界には原理的にそれが無いのです。
C.もしも成長が失敗に終わった場合のリスクはどの程度か?
自己資本比率は驚きの90%超えで、言うまでもなく無借金経営です。「鉄壁の財務、ここに極まれり!」といった感じですね。
営業利益率も20%越えと、収益性も素晴らしいですね。
キャッシュ・フローも問題はなく、財務上の心配は何もありません。
唯一、事業内容的に不況耐性だけが気がかりではありますが、総合的に見て、リスクは「低い~極めて低い」と判断します。
ステップ2:『割安な価格』であるか?
まずは、PERの適正水準を決めます。
過去の実績およびROE水準から、成長率を18%と想定しますので、仮のPER適正水準は、14.4倍~21.6倍となりますが、リスクが低い~極めて低いため、適正水準を15%増しにします。
従って、この銘柄のPER適正水準は、16.6倍~24.8倍 となります。
現時点での、この銘柄のゆうゆー予想PERは15.5倍であるため、今の株価は割安だと判断しました。
というわけで、本日ブログ用資金にて200株を新規購入しています。
すぽさんのブログでこの銘柄を知って以来(すぽさん評価=4.0)、密かにウォッチし、フォローしていた銘柄の一つです。
自分の投資基準にも見事にマッチしたため、今回購入に踏み切りました。
本日、めでたくBS11の株主になったことですし、これを機に、自分もBS11の視聴者になってみようかな・・・と考えています。
テニスの試合でも放送してくれないかな~?
注 記
当記事の内容はこれを書いた時点での私の見通しであり、現時点での見通しは変わっている可能性がありますので、ご注意ください。
当記事の内容はこれを書いた時点での私の見通しであり、現時点での見通しは変わっている可能性がありますので、ご注意ください。
2015/02/12 (木) [9414 日本BS放送]
ゆうゆーさん、こんにちは。
わたしもすぽさんのブログで知り、一時期保有しておりました。
指標的にも長期投資家には魅力的なものですよね。私は自分の判断からもう売ってしまいましたが、東京五輪などにも絡んでくるかもしれませんね。
コアな層に受ける面白い番組を作っているようなので、もしゆうゆーさんが視聴者になったらレポートしてくださいね☆笑
わたしもすぽさんのブログで知り、一時期保有しておりました。
指標的にも長期投資家には魅力的なものですよね。私は自分の判断からもう売ってしまいましたが、東京五輪などにも絡んでくるかもしれませんね。
コアな層に受ける面白い番組を作っているようなので、もしゆうゆーさんが視聴者になったらレポートしてくださいね☆笑
まろんさん、こんにちは。
とても速いリアクションありがとうございます(笑)
東京五輪については決算説明資料でも触れられていますね。
東京五輪関連銘柄のつもりで保有するわけでは決して無いのですが、
五輪開催が、BS11の認知度向上に一役買ってくれたら嬉しいです。
そうですね、株主になったからには視聴しないといけませんね。
あまりテレビを見ない私ですが(笑)、また面白そうな番組を探して、
見てみようと思います。
とても速いリアクションありがとうございます(笑)
東京五輪については決算説明資料でも触れられていますね。
東京五輪関連銘柄のつもりで保有するわけでは決して無いのですが、
五輪開催が、BS11の認知度向上に一役買ってくれたら嬉しいです。
そうですね、株主になったからには視聴しないといけませんね。
あまりテレビを見ない私ですが(笑)、また面白そうな番組を探して、
見てみようと思います。
ゆうゆーさん おはようございます。
新規銘柄は日本BS放送でしたか。
私も以前から保有してますが...これ、ゆうゆーさんに分析依頼したらどんな評価されるかなぁ、と思っていた矢先のことだったので朝イチでブログ見て驚きました。
番組内容はショップチャンネルや韓流ドラマや、競馬中継、深夜のアニメ等、特定の層にニーズがありそうな印象ですね。他にも自社制作番組などありますが...
おっしゃる通り、認知度向上が今後の一番の課題であると思います。
自己資本も盤石ですし、あとは東証1部への昇格や増配を期待しながらじっくり見ていくのが良いのかな、と感じました。
余談ですがBS11にマスコットキャラクターがいるのご存知ですか?
認知度向上キャンペーンの一環でSNSを立ち上げたりキャラクターの名前を募集してたので、先日応募してきました(笑)
新規銘柄は日本BS放送でしたか。
私も以前から保有してますが...これ、ゆうゆーさんに分析依頼したらどんな評価されるかなぁ、と思っていた矢先のことだったので朝イチでブログ見て驚きました。
番組内容はショップチャンネルや韓流ドラマや、競馬中継、深夜のアニメ等、特定の層にニーズがありそうな印象ですね。他にも自社制作番組などありますが...
おっしゃる通り、認知度向上が今後の一番の課題であると思います。
自己資本も盤石ですし、あとは東証1部への昇格や増配を期待しながらじっくり見ていくのが良いのかな、と感じました。
余談ですがBS11にマスコットキャラクターがいるのご存知ですか?
認知度向上キャンペーンの一環でSNSを立ち上げたりキャラクターの名前を募集してたので、先日応募してきました(笑)
ゆうゆーさんこんにちは(´・ω・`)
上場時から監視してる銘柄でした
テレビ業界がオワコンと思っている人は多いけど、日本BS放送の現在の市場シェアはとても小さいので、成長余地かなりありますね
楽しみな銘柄(*‘ω‘ *)
上場時から監視してる銘柄でした
テレビ業界がオワコンと思っている人は多いけど、日本BS放送の現在の市場シェアはとても小さいので、成長余地かなりありますね
楽しみな銘柄(*‘ω‘ *)
ゆうゆーさん買ったから、朝から上げてるわけですね。何でこんなに上がるのか分からなかったのですが、この記事を見て分かりました(笑)
短期的には1部昇格もありますし、楽しみな銘柄ですね。私は去年NISAの余りを使って買ったのですが、最近下げてたので買い増しを考えてたら、本日反転してしまいました。
短期的には1部昇格もありますし、楽しみな銘柄ですね。私は去年NISAの余りを使って買ったのですが、最近下げてたので買い増しを考えてたら、本日反転してしまいました。
カイトさん、こんにちは。
カイトさんがこの銘柄を保有されていることは、ツイッターで存じていました。
業績も右肩上がりで、良い銘柄ですね。
認知度向上が一番の課題だと会社も思っているということは、
認知度さえ向上すれば自社の番組は評価を得られる、
つまり、番組そのものには自信を持っている、ということでもありますね。
またおっしゃる通り、自己資本比率が高くキャッシュがあふれています。
比較的、低リスクで成長してゆける企業ではないでしょうか。
マスコットキャラクターは知りませんでした。
もしもカイトさんの案が採用されれば、ブログでも紹介させていただきますね(笑)
カイトさんがこの銘柄を保有されていることは、ツイッターで存じていました。
業績も右肩上がりで、良い銘柄ですね。
認知度向上が一番の課題だと会社も思っているということは、
認知度さえ向上すれば自社の番組は評価を得られる、
つまり、番組そのものには自信を持っている、ということでもありますね。
またおっしゃる通り、自己資本比率が高くキャッシュがあふれています。
比較的、低リスクで成長してゆける企業ではないでしょうか。
マスコットキャラクターは知りませんでした。
もしもカイトさんの案が採用されれば、ブログでも紹介させていただきますね(笑)
しゃかりきさん、こんにちは。
テレビ業界自体は確かに成熟した市場ですから、
社名を見ると、もう成長し切った大企業なのかな・・・と思ってしまいがちですが、
中身を見ると一転、とても魅力的に見えますね。
この業界の中でどれだけ成長できるか、楽しみに持っておきます。
テレビ業界自体は確かに成熟した市場ですから、
社名を見ると、もう成長し切った大企業なのかな・・・と思ってしまいがちですが、
中身を見ると一転、とても魅力的に見えますね。
この業界の中でどれだけ成長できるか、楽しみに持っておきます。
愛読者さん、こんにちは。
そうでしたか、それは申し訳ないことをしてしまいました。
って、謝るところなのかどうかも分かりませんが・・・(笑)
確かに、一部昇格も近いうちにあってもおかしくなさそうですね。
私もブログ外も含めれば、まだ十分な株数を集められたとは言えませんので、
今後チャンスがあれば増やしてゆきたいと思っています。
そうでしたか、それは申し訳ないことをしてしまいました。
って、謝るところなのかどうかも分かりませんが・・・(笑)
確かに、一部昇格も近いうちにあってもおかしくなさそうですね。
私もブログ外も含めれば、まだ十分な株数を集められたとは言えませんので、
今後チャンスがあれば増やしてゆきたいと思っています。
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