週間成績発表[161週目]

こんにちは、ゆうゆーです。

今週は、TOPIXの+1.7%に対し、ゆうゆーは+1.4%でした。

年初来では、TOPIXが-14.7%、ゆうゆーは-8.4%となり、
通算では、TOPIXが+16.0%、ゆうゆーは+180.1%となりました。

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決算発表ラッシュもいよいよ今週がピークでしょうかね。
「決算が次々に発表されて、夜寝る間もないくらいだ」といった悲鳴(というより、歓喜の声?)も聞こえてきます。私は保有銘柄、もしくは投資候補銘柄以外の決算までいちいちこの時期に急いで読むことはしませんので、かろうじて夜寝る時間はあります(笑)

さてそんな中、私の保有銘柄のいくつかも決算が発表されていますが、果たしてどうだったでしょうか?
それでは振り返ってゆきましょう。

■フジ・コーポレーション
4月の月次が発表されています。店舗売上はまぁこんなものでしょうが、通販の伸びが鈍いのがやや気にかかります。

販売数量を見てみますと、タイヤは前年比+13%で好調ですがホイールが前年を割っています。ホイールはタイヤと違って消耗品的な要素が少ないですから、新製品の発売タイミング等の影響により売れる時期が偏りやすいのかもしれませんね。昨年10月なんて異常にホイールばかり売れていますし。
まぁ、問題にするほどの話ではないと判断します。

■トレジャー・ファクトリー
こちらも4月の月次が発表されていますが、前年の好調を乗り越えて既存店100%超えとなっており、順調です。

尚、ここから10月頃までは前年の月次が好調のため、見栄えの良くない月次が続くかもしれません。一方、利益面ではむしろこの期間は前期がいまいちであったため、逆に期待できそうです。
このことを頭に入れておき、月次や四半期決算を見てゆきます。

■KeePer技研
3Q決算が発表されました。3Qのみでは前期と同じく、かろうじて黒字という数字ですがこの3Qは年間を通して最大の閑散期であり、まぁこんなものでしょうかね。
株価はこれを受けて-10%の暴落後、徐々に戻してきています。

次の4Qは1Qと同じく通常期に戻りますが、この期間は毎年TVCMを打つため1Qほどは利益は伸びないようです。進捗を考えると、計画未達もあるかもしれません。
ただ、仮に未達に終わったとしても同社の成長性には何ら疑問を感じるものではなく、私としては「ふーん」という感想しかないと思いますが・・・(笑)

■日本BS放送
特に書くことはありません。

■エスクリ
これが今週のメインディッシュでしょうか。
早速、本日発表された通期決算短信と説明資料に目を通しましたが、全般的に良い印象を持ちました。

4Q単独では、さすがに前期よりは利益は落ちているものの、営業利益はしっかり会社予想の上をいっており、(あくまで数字のみですが)回復途上に見えます。
また、V字回復を期待した投資家からは「来期予想が物足りない」という声もあるでしょうが、いやいやこんなもんでしょう。むしろ、ギャンブルはせず着実に回復してゆくんだという意思が表れた数字で、私は好感を持ちました。
無理なV字回復よりも、着実なレ字回復ですよ!(笑)

説明資料を読み込んだ印象としても、以前の押せ押せムードとは打って変わって「着実な成長を目指す」という意思が随所に感じられます。前期の失敗にしっかりと向き合い、原因を追究し、その解決に向かってしっかりと歩み出していますよね。

4Q次第ではこの企業ともお別れかな・・・なんて寂しいことを思っていましたが、この様子ならもう少し付き合えそうです。この決算内容で月曜日の株価が上がるなどとは微塵も思いませんが、なんだか嬉しくなってしまいました(笑)

とはいえ、やはり順風満帆な企業ほどには自信を持てないのも事実で、この決算を受けて買い増す気もありません。今くらいの保有比率が一番しっくりきますね。

■三機サービス
今週は同銘柄を100株のみ売却しています。3Qはそんなに良くなかったと認識していますが、株価は不気味なほど堅調です。

来期(大型受注の成果が表れてくる)を見据えての動きかもしれませんが、私にとっては保有して間もない銘柄で、おそらく同社について(他の保有銘柄ほどには)分かっていないことも多く、まだウェイトをあまり上げたくないため現金比率の調整も兼ねての一部売却です。


保有比率は下げていたものの、とりあえず一番気になっていたエスクリの決算発表を無事に通過し(無事かどうかはまだ分かりませんが)、肩の荷がおりました。
先週から続いていた体調不良もほぼ完治したことですし、さぁーテニステニス!!

というわけで、本日晩と明日は少し忙しくブログを更新できる余裕はなさそうなので、いつもより少し早めの週間成績発表でした。

コメント

No title
エスクリPTS、暴落
No title
ゆうゆーさん、こんばんは。
今週は決算ウィークで、資産が増えたり減ったりと忙しい毎日でしたが、ぼちぼちなところで落ち着いてくれたようです(笑)

エスクリは私も似たような見解でして、今後もお付き合いする銘柄となりそうです。さっそくPTSで下げているので、月曜は買い増しのチャンスにしようと思います。

個人的に注目していたDVxですが、円安で失速したとはいえ今期も増収増益で無事着地でした。これで29期連続の達成で凄いことなのですが、世間の注目度が低いからかこちらはPTSで動きがないですね(笑)
来期以降に営業利益が改善するのかを分析してから、問題ないようなら再優先で買い増ししようと考えています。
エスクリ
こんにちは
私も決算発表あるまで、ドキドキでしたが、多少安心しました。個人的には、結婚式の組単価はどこも高過ぎると思っていましたので、ニューブライダルなどやると、そちらに流れてしまうのではと?前から心配してました、ただ、それも今後利益率で精査していくとの事。結婚式で400万以上払うなら、何もかも最高でなくては嫌ですよね。その点、汐留、沖縄、金沢のバンケットは、ホームページみただけですが、私もお金だしてもしたいって思う位素敵です!もう一度したいくらい。スタッフの評判も良いし。こちらは間違いなく、ヒットすると思いました。既存の店舗がどうなるかが今後の課題ですね。
No title
ざまみろ
決算時期は
ゆうゆーさん、こんばんわ。
決算時期は楽しくていいですね。
ファンダ派はチャート派と違って、イベントがこれくらいしかないって言うのもありますが(笑)

エスクリはまだじっくり見てませんが、多少落ち着いた感じですね。
急成長はお預けになっているようで、賛否両論のようですが、企業活動は一筋縄ではいきませんし、そういう時期なだけだと思います。
足元固め直す良い機会かもしれませんね。
No title
ゆうゆーさん、こんばんは。
毎年、確実に15~20%前後で成長していってもらえたら、それはとても優秀な会社だと思います。なのでKeePerの保有比率を上げたいのですが、現在の株価をみると悩ましい位置にあります・・・。毎年、利益が20%上がると仮定すれば2年後や3年後は今の価格ではおそらく買えないとは思いますが。
ん??コメント書いてて今気づきました。私は売る気はないし、10年以上保有するつもりだから今はいつ買っても10年後からみれば割安なんですね。
おかしなコメントになってしまい申し訳ございません。勝手に悩みが解決しました(笑)
Re: No title
KIRINさん、こんにちは。

保有銘柄の下落は基本的につらいものですが、今回のエスクリの(PTSでの)下げについては自分の気持ちの半分は「歓迎」です。株式投資を決算予想ゲームだと考えている人たちを一掃してくれたエスクリには感謝ですね。

DVxは4Q良かったですね。2Q時点ではどうなるかと思いましたが、最終的に増収増益で記録を29期連続に伸ばすところは本当に驚きです。一回や二回、凄まじい決算を出すよりも29期も連続で増収増益を成し遂げる方が遥かに凄いと思うのですが、世間はそういう企業には無感心なんですよね。
こういうギャップに着目することが、長期的に勝ち続ける秘訣だと思っています。
Re: エスクリ
つつみさん、こんにちは。

組単価の下落は、エスクリに限ったことではなくブライダル業界全体の問題のようですね。エスクリが以前のように受注を取れなくなって、値下げした結果そうなっているのかとも考えていましたが、どうやらそうではないようで(3Qは人員不足でそういう面もあったようですが)そこは少し安心しました。

これが一過性なのか恒久的なのか現時点でははっきりとは分かっていませんが、岩本会長はいち早くこの問題に気付き、少人数婚サービスを開始するなど手を打っていると思いますし、今後の経営手腕に期待しています。

毎回、決算書(というより説明資料やプレゼンの方ですが)を見るのが楽しみな企業になりましたね。
Re: 決算時期は
すりぃさん、こんにちは。

3Qでの失敗を真摯に反省している会社の様子には、尊敬の念を抱かざるを得ません。株式投資とは関係なく、自分もいろいろと見習わなければならないなぁと感じています。

確かに賛否両論で、PTSの様子を見ると「否」の方が多そうですが、エスクリに何を期待している投資家かによって立場が分かれているような気がします。ツイッターのフォロワーさんの見解を見ても、株式投資を決算予想ゲームではなく長期的な目で見られている方は、総じてポジティブな見方をしているように感じます。

岩本会長の言葉にもあるように、足元を固めながら一歩一歩着実に踏み出してゆけば必ず復活できる企業だと思っています。
Re: No title
みっちさん、こんにちは。

年率10%成長の会社をPER10倍で買うのと、年率25%成長の会社をPER25倍で買うのでは、後者の方がお得です。これは単純計算でも説明できます。

全体相場次第で(業績は変わらなくとも)後者がPER12倍まで下がる可能性はありますが、そんな相場であれば前者だってPER5倍でしょう。半値になるリスクはどちらも変わりません。(配当や優待などの下支え要因は無視しています)

問題は「本当に年率25%で成長し続けるのか?」という部分です。この前提が崩れると高PER株は大暴落です。だからこそ、高成長・高PER株を買う時はより高い「成長への自信」を持っている必要がありますね。
No title
ゆうゆーさん、こんばんは

投資企業への視点が同じでした^ ^
私も事業自体は十年くらいは安泰だろうなーという企業を選び、リアルな数字は三年から五年を目処に予測をして投資しています。
また、株価は短期的に業績と連動しないことも多く業績順調な中、株価は数年横ばいとか全然ありますしね。私の場合、何かのきっかけで評価され出したら数ヶ月でそれまでの業績を一気に折り込むようなパターンが過去の保有株では多かったです。
ブログで成績を公表していると短期的な成績に対して批判的な意見や的外れなことも言われると思いますが、気にせずゆうゆーさんのスタンスで続けて下さい。それは多分誰かの勇気になりますので
Re: No title
imoekatさん、こんにちは。

おっしゃる通りで、今まで無視されていた業績順調な銘柄が何かのきっかけで上がり始めると一気に2倍近く上昇したりすることが多い気がします。

しばらく結果が出ていない(株価が上がらない)ということは、ある意味ポートフォリオは良い状態であるとも考えられます。もちろん業績が低迷している銘柄を保有している場合は別ですが、そうでない場合は時間とともにドンドン割安になっているということであり、今後の上昇エネルギーを蓄えているとも言えますね。

と、都合の良いことを考えながらこの局面を何とか乗り切ろうとしています(笑)

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