高値になれば売るか、それでも持ち続けるか

こんにちは、ゆうゆーです。

長期投資家の中でも意見が分かれる問題の一つに、
保有株の株価が割高圏まで上昇した場合に、売ってしまうべきか、
それでも持ち続けるべきか、という問題があるのではないでしょうか?

これは、偉大な先人の間でも意見が分かれる問題です。
私の尊敬する二人の偉人、ピーター・リンチとバフェットの間でも、
微妙に考え方が異なるようです。
(バフェットの方が、より持ち続けるタイプでしょう)

ちなみに私はというと、高値になれば売ってしまう派です。
その根底には、買うという行為と、売らずに持ち続けるという行為、
この二つは同じ行為だという考えが、私の中にはあるのです。

ということは、割高になっても売らずに持ち続けるというのは、
割高で買うことと同義だと思っているのです。
(厳密には違うのですが、この点はまた機会があれば書きます)

この点に関しては、私の意見はバフェットよりもリンチ寄りですね。

いかに立派な企業でも、高値になればリスキーな投資になる。
【ピーター・リンチ】


異常に高いPERを避けるべきだということは覚えておいて欲しい。
損をせずに済む。
ごく少数の例外を除いて、異常に高いPERは、
競走馬で鞍にハンデの重量をつけるのと同様にハンデになる。
【ピーター・リンチ】


ゆうゆー投資法は、「企業の成長」と「割安さの是正」の、
二つの要因での上昇を狙った投資方法です。
よって、どちらかが崩れた場合には売るようにしているのです。

ただ、割高になっても持ち続ける派の言い分も、
分からないわけではありません。
絶対に割安で売ってはいけないと、私は何度も言っていますが、
割安で売ることと、割高で買う(持ち続ける)こと、この二つの差は、
どこにあるのでしょうか?

それは、企業が成長を続ける限り、
株価は長期的には必ず上がってゆくことに関係してきます。

株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、
いい会社である限りそれを持ち続けること。
これに尽きます。
【ウォーレン・バフェット】


つまり、割高な株を持っていたとしても、成長性を失わない限り、
さらに長く持ち続けていればEPSやBPSが上昇してゆきますので、
株価が変わらなければPERやPBRも下がってきて、
いずれ割高ではなくなってくるということなのです。

一方、割安で売ってしまえば、その企業が成長し続ける限りは、
株価が今のまま変わらないとしたら、超割安になってゆきます。
そんな歪んだ株価になれば、是正されるのは時間の問題です。
もう上がるのは時間の問題、というような銘柄を、
上がる前に売ってしまうなんて、愚の骨頂ですよね・・・。

これが、割安で売ってはいけないことは明白であるのに対し、
割高で持ち続けてはいけないとは言い切れない理由です。

高値になれば売る派と、高値になっても持ち続ける派、
どっちが良いのでしょうか?

結局、よく分かりませんね・・・。
ただ、私はやっぱり高値になれば売る派で、変わりはありません。

そもそも、この点で少し意見の異なるバフェットとリンチですが、
両者ともに大成功を収めているのです。
どちら派でないといけない、ということではないようです。

ただ、一つ言えることは、あなたがどっち派だとしても、
明確な投資基準を決め、それを守り抜くことは大切だと思います。
なぜ売るのか、あるいはなぜ持ち続けるのか、
その理由を明確に説明できないようでは、
あなたがたとえどっち派であれ、投資は失敗に終わるでしょう・・・。

株式投資家の運命を決めるのは、頭脳ではなく信念である。
いかに優秀であろうと、自分の考えを持たない投資家は、
株式市場では勝ち残れない。
【ピーター・リンチ】
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コメント

No title
ゆうゆーさんおはようございます。
おっしゃるとおりですね。
例えば、配当利回りが5%の株を1年持ってるのと
その持ち株の株価がが1日で5%上昇し、当日売却したのを
年利で比べると、圧倒的に短期で売買した方が年利は高く、
1日で5%のキャピタルゲインを手に入れた場合、税金や手数料を引いても年利は1,000%前後になりますからね。

私も「時間」こそもっとも価値があると考えており、できるだけ短期間で上昇を掴み、高値で売却し、その資金でまた割安の成長銘柄を購入する、これこそ最強の投資法だと思っています。
そのためにはやはり幅広い銘柄を深く分析する努力や、売り時を間違えない集中力が必要ですよね。
  • 2013-10-02 | 08:45 |
  • イギータ | URL |
  • [edit]
Re: No title
イギータさん、こんにちは。

そうですね、成長株の永久保有というスタイルだと、理屈の上では、
企業の成長率を超える年利を出すことはできませんが、
そこにバリュー投資の考え方+銘柄の乗り換えをミックスさせることで、
「企業の成長+割安さの是正」というダブルの上昇が期待でき、
企業の成長率を超える年利を出すことも可能になる、という理論は、
合理的に考えても正しいと思います。

ただ、ある銘柄の割安さが是正されるような時期(まさに今?)には、
他の似たような銘柄も、同じく割安さが是正されることがほとんどなので、
なかなか思ったとおりには、上手くいかないことも多いんですけどね・・・。
  • 2013-10-02 | 12:59 |
  • ゆうゆー | URL |
  • [edit]

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投資パフォーマンス

■ 初期資産:100.0 万円
■ 現行資産:275.2 万円
■ 運用日数:1294 日(3年6ヶ月)
※ 2016.10.29 更新
年度 ゆうゆー TOPIX
 2013年(4/15~) +30.8 % +14.4 %
 2014年 +80.1 % +8.1 %
 2015年 +29.8 % +9.9 %
 2016年(~10/29) -10.0 % -10.0 %
トータルリターン +175.2 % +12.3 %
平均年利 33.0 % 5.9 %
上記は、ブログ公開用のサブ口座の運用記録です。
メイン口座の方は非公開とさせていただきます。
手数料、税金、配当、優待等は加味していません。

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