結果を気にしないから、良い結果が出せる

こんにちは、ゆうゆーです。

先日、「結果が全てだとは思わない」という旨の記事を書きました。
参考記事:プロは「結果が全て」なのか?

プロスポーツ選手とはまた違うかもしれませんが、
投資の世界では、結果が全てという意見も分からなくはありません。
どんなに美しい投資方法を使っても、
お金を儲けられないなら、投資をしている意味がないですからね。

ただ、ここで一つ注意してほしいことがあります。

勝負の世界では、「勝ちたい」と思う気持ちが強い方が勝つ、
などとよく言われますが、私はこれは単なる美談だと思います。
勝負の世界は、そんなに甘いものではありません。

私はテニスプレーヤーですので、テニスの試合に例えて話をしますが、
私が思うに、コートに入る時点で勝負は大方決しているのです。

チャレンジャーの夢を壊すようで申し訳ないのですが、
勝ちたいと思う気持ちだけでは、
もともとの実力が大きく違う相手に勝つことはできませんね。
それまで積み上げてきたものが違います。

相場の世界でも、お金を儲けたいと思う気持ちが強い人ほど、
たくさん儲けられるなんてことはないはずです。

「お金を儲けたい」「お金を儲けられないなら意味がない」と思うのは、
ある意味で正しいですが、ある意味で間違っています。

「お金を儲けられないなら意味がない」のは、確かにその通りですが、
「お金を儲けられないなら意味がない」と思っても、
お金を儲けられるわけではないからです。

お金を儲けるために必要なことは、正しい投資をすることですよね。
「お金を儲けよう」と思うよりも、「正しい投資をしよう」と思う方が、
まだ良い結果になると思います。

ついでに言えば、正しい投資をするためには、
「正しい投資をしよう」と思うよりも、
例えば「この銘柄が、PER○倍まで下がったら買おう」と思う方が、
もっとよい結果を生むでしょう。

目標が具体的かどうか。
ちょっとしたことだが、ここが成功する人としない人との決定的な差だ。
【柳井正】


他の人のブログなどを読んでいて、私が最も気にかかっているのが、
長期投資家であるはずなのに、株価の上げ下げ(それも短・中期的な)を、
成功/失敗の判断基準にしている人の、多いこと多いこと・・・。

株価の下落を「失敗」とみなしている人のことだけではなく、
株価の上昇を「成功」とみなしている人も含めての話です。
今はアベノミクスで全体相場が上がっていますから、後者の人が多いですね・・・。

8割、いや9割くらいの長期投資家は、
このような判断を下しているような気がしています。

このような長期投資家たちに、
次のピーター・リンチ先生の言葉を聞かせてあげたいです。

買った株が上がったということだけで、
あなたが正しいということにはならない。
買った株が下がったということだけで、
あなたが間違っていたということにもならない。
ストーリー(勝因と敗因)をチェックするのをやめ、
自己満足するような勝者にはならないでもらいたい。
【ピーター・リンチ】


私は、このブログで運用を始めてはや8ヶ月経ち、
現在のところ資産は順調に増えており、
ベンチマークとしているTOPIXにも大きく勝ち越していますが、
私の投資が成功しているなどとは、今の段階では到底言えません。

現段階ではたまたま利益が出ていますが、
これが逆に損失だったとしても、現段階では失敗とは認めませんので、
今の投資方法を変えるつもりはありません。

ここで仮に失敗と認め、投資方法を再考していたとしたら、
その行動こそが、長期に渡って結果が出せない真の原因となり、
本当の失敗となってしまうでしょう。

ゆうゆー投資法は、合理的に考えて儲けられる投資方法です。
万が一これで5年、10年という長期に渡って儲けられなかったとしても、
その合理性が破綻していない限り、失敗とは認めませんし、
その後の投資方法を変えるつもりもありませんし、後悔もありません。
こんな覚悟で、正しいと思うことをやり続けています。

そのような考え方で投資に臨んでいる方が、
後々に振り返ってみれば、実は儲けられているのだということを、
私はこの記事で伝えたいのです。

我々の市場性のある株式に対する投資が成功しているかどうかは、
毎日はおろか年間の株価でもなく、
その事業の営業成績によって判断している。
【ウォーレン・バフェット】


バフェットもきっと、たとえ株価が5年も10年も上がらなくても、
同じことをずっとやり続けることでしょう。

よい結果を出すために自分ができる最善の方法を見つけたら、
あとは、その方法がきちんと実行できているか、
あるいは、その方法自体が間違っていないかに着目すべきです。
どうせ気にするなら結果ではなく、
その結果を生んだ原因の方を、気にすべきだということですね。

投資の世界でもスポーツの世界でも言えることですが、
結果を気にしないことが、良い結果を生む秘訣なのです。

コメント


管理者のみに表示

トラックバック