リスクはいくらでもあるが・・・

こんにちは、ゆうゆーです。

昨日、AKIさんから質問がありました。
「尖閣・竹島問題や大地震など、日本固有のリスクが存在しますが、
日本株に集中していて大丈夫か?」
ということです。

まず、これらにより私は日本がどうなるかを考えているのではなく、
保有企業がどうなるかを考えています。

尖閣諸島を中国に取られたら、「かつや」のALサービスはどうなるか?
大地震が起きたら、シロアリ防除のアサンテはどうなるか?
地球温暖化が進んだら、リサイクル店のトレファクはどうなるか?

これに注目しています。

尖閣問題、竹島問題などは、たとえこれらがどう転ぼうと、
それが原因で私の保有企業がどうにかなるとは、全く思えません。

大地震については、日本観測史上最大規模の東日本大震災ですら、
私の保有企業たちも一時的には被害を受けたでしょうが、
長期的には完全に無影響です。
私は、そういう企業を選んでいるつもりです。

もちろん、南海トラフ地震が想定を遥かに上回る規模のものであれば、
私の保有企業もただでは済まないでしょう。
日本全体が破滅すれば、当然ながら日本の企業も全て破滅ですから、
想定される最悪のストーリーは、全保有企業の倒産です。
これはもう投資どころではなく、自分は生きているか?というレベルの話ですが・・・。

また、地震以外にもリスクはいくらでもあるでしょう。
それは海外であっても同じです。

アメリカでも一時期、デフォルト危機に陥っていましたよね・・・。
日本も借金の額を考えると、今後安泰かどうかなんて分かりません。
また、北朝鮮がもしも核ミサイル開発に成功したら・・・などと考えると、
怖くて夜も眠れません。

リスクなんて、考えればいくらでも出てきてしまいます。

心配の種はどこにでもある。
週末の後ろ向きの考えや、ニュースキャスターの恐ろしい予言には
耳を貸してはいけない。
企業のファンダメンタルズが悪化しているのなら株を売ってもよいが、
この世の終わりが来るという予言は、株を売る理由にはならない。
【ピーター・リンチ】


私は、日本の長期安定成長株の数社に集中投資していて、
先に挙げたような恐ろしい事態が現実に起こってしまうリスクと、
それらが杞憂に終わった場合のリターンを天秤にかけた場合、
リスク<<<<<リターン であると判断しています。

低い確率で資金を大きく失うリスクをとって、
高い確率で資金を10倍、100倍に増やせるリターンを狙うわけです。
参照記事:リスクに対するリターンを高める

重要なのは、少しでもリスクを下げることではなく、
リスクに対するリターンの割合を高めることです。

もしも外国株などに分散させてしまった場合、
確かにリスクは下がるかもしれませんが、
理解できない投資先では、リターンを維持する自信が私にはありません。

バフェットよれば、これはむしろリスクが上がる行為のようです。

リスクが高いと思われる投資も、確率を勘案した利益が、
確率を勘案した損失を大きく上回っている場合には、
実はリスクはあまり高くないのである。
【ウォーレン・バフェット】


一つ補足ですが、こういう考え方ができるのは余剰資金だからです。
絶対に、何があっても失ってはいけない資金ということであれば、
さすがの私も、リスクを最優先に考えます。
無保険で車を運転するようなことはできません。

攻めの投資と守りの投資、この二つを私は明確に分けて考えています。
このブログで私が行っているのは、攻めの投資ということです。

要は、自分は何をやっているのか理解していればよいのです。

リスクとは、自分が何をやっているかよくわからないときに
起こるものです。
【ウォーレン・バフェット】

コメント

No title
なるほど。

短期の業績や株価動向は気にしないということですね。

メンタルの強さが求められる投資法ですが、やり切れるのであればそういう投資もありだと思います。

地震については、私はゆうゆーさんほど強気には見れていません。
日本は太平洋ベルト地帯にGDPが集中しており、南海トラフ地震はこれを直撃します。
南海トラフ地震は関東大震災や富士山噴火とも連動する傾向があるので、東日本大震災の10倍くらいの被害は想定しておく必要があると思っています。
Re: No title
AKIさん、こんにちは。

南海トラフ地震のリスクですか・・・。
私は専門家でもないので、リスクを正確に測ることはできませんが、
ただ一つ言えることは、1の資金を投じた場合、リスクは最大でも1です。

一方でリターンは、時間さえあれば100にもできる自信はあります。
外国株への投資では、100どころか2のリターンを得る自信すらありません。

リスクが現実になる確率が、現実にならない確率よりもよほど高くない限り、
リスク<<<<<リターンであることは間違いありません。
(期待値で言うなら、99%の確率でリスクが現実のものとなって、
ようやくリスク=リターンとなります)

バフェットの言葉を借りれば、確率を勘案した利益が、
確率を勘案した損失を大きく上回っているので、
私は今の投資方法を採用しているのです。

P.S.

ゆうゆー投資法を貴ブログの記事にしていただき、光栄です。
この場を借りて感謝いたします。

実際に長期下落相場を前にして、信念を貫き通すことがいかに難しいか、
本当のところは経験した人でないと分からないと思います。
なのでAKIさんのような経験豊富な方の話は、とても参考になります。

今後ともよろしくお願いいたします。
No title
最近は成長株投資家がめっきり減ってしまったので、お互い頑張って盛り上げていきましょう。

私はアメイズという銘柄に注目しています。
九州地盤の小さな会社なので、出店余地がいっぱいあるのが魅力の銘柄です。
Re: No title
そうですね、短期の大きなリターンが狙える投資法に惑わされず、
自分が最も自信を持って投資できる投資法を、
信念を持って淡々とやり続けたいと思っています。
それが、結局はお金持ちになるための一番の近道だと思えてなりません。

アメイズですか、財務はまだ多少不安ではあるものの、
確かに成長余地は十分に残されており、
うまく軌道に乗れば、テンバガーもありえるかもしれません。
今日の本決算発表が楽しみですね。

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