暴落に耐えろと言うけれど・・・

こんにちは、ゆうゆーです。

前回の記事を読んで多くの投資家は、特に経験豊富な投資家の方は、
「暴落に耐えろと言うけれど、実際はそんなに簡単なことではない!」
と、思われる方が多いと思います。

これは全くその通りですね・・・。
異論はありません。

私が思うに、長期投資の失敗理由の半分以上は、
暴落相場に耐え切れない点にあるのではないでしょうか?

リーマンショックの恐怖感は、実際に経験していない私でも、
それはそれは壮絶なものであったことくらいは、
いろいろな銘柄のチャートを見れば、なんとなく想像できます。

いくら心の準備はできていても、実際にその状況に立たされた時の気持ちは、
経験した人でないと分からないかもしれません。

株価など無視すべきだと頭では分かっていても、心は分かっていない。
そんな感じなのでしょう。

特にこのブログの読者様の中には、
まだ一度も本格的な下落相場というものを経験したことがない、
という投資暦の浅い方も多いものと思います。
なにせ2008年以降、本格的な下落相場はまだ来ていませんからね。
こんなことを書いている私ももちろん、その一人です。

そんな方々に、とっておきの方法があります。

それは、ポートフォリオ内の現金比率を上げておく、という方法です。
そう、暴落に対する心の準備に加え、資金面での準備もしておくのです。

100万円の投資資金があったとして、
そのうちの50万円分はキャッシュのまま保有しておけば、
たとえリーマンショックで残り50万円分の株が全て半値になってしまっても、
ポートフォリオ全体としては、25%の下落に留まります。

50%の下落と25%の下落では、実際に受ける恐怖感は全く違うでしょう。

キャッシュポジションは、精神安定剤として作用する。
【ゆうゆー】


25%程度の下落であれば、このブログでの運用においても、
2013年5月~6月にかけての下落相場で実際に体験しており、
私程度のメンタルでも耐え切れたことは、既に実証されています。

キャッシュの比率を高めることはリターンの低下に繋がってしまいますが、
まだ投資経験の浅い方に限っては、リターンの大きさよりも何よりも、
まずは人生初の下落相場を生き残ることに焦点を当てるべきですね。

現に私自身も、ブログ内の運用ではキャッシュポジションは低いのですが、
実際の運用では、もう少しキャッシュの保有比率を上げています。
これが一番リスクを下げるやり方なのです。

1,000ドル投資すれば失う金額は最高で1,000ドルである。
【ピーター・リンチ】


他にリスクを下げる方法として、分散投資という手もありますが、
これはリターンを確保しつつリスクを少しでも下げる方法であり、
リスクだけに着目するならば、キャッシュを増やす方が格段に効果的です。

そして、一度でも生き残り体験を積むことができれば自信も生まれますから、
次はもう少し株の保有比率を上げればよいでしょう。

また、このキャッシュの保有比率を上げておくという方法は、
暴落相場を耐え抜くということ以外にも、
自分の銘柄選定が本当に正しいのか半信半疑である場合にも、役に立ちます。

投資初心者の場合、理屈では正しいだろうと分かっていても、
実際に一度成功体験を得るまでは、きっと不安でしょうからね。

長期投資は長丁場ですので、一年目からたくさん儲けることよりも、
まずは暴落相場というものがどんなものかを経験して学び、
最後に笑っていられるようにすることが、何より大切だと思います。

投資初心者・初級者の方へ、そして自分自身へ言っておきます。
まずは、2008年のような下落相場を無事に乗り切ることです。
話はそれからですね。
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コメント

No title
お世話様です。
1. リーマンショック並みの暴落が起きた時は 無条件に撤退して
  資金を温存する事が大切です。 淡い期待は命とりです。
個別企業の業績も株価も無関係に市場が崩壊している時は 
  素直に「金持ちケンカせず」の態度で臨みたいものです。 
.2. 中長期の上昇トレンドが継続している時は
  一時的な暴落や事故などに惑わされないで企業業績の回復めどを
  考えながらジーと待つ訓練をしても良いかもしれません。
  (個人的にはあまり精神が図太くはなりませんが企業に対する自分の
  思い込みの誤りなどに気づくかもしれませんね)

 資金管理のルールを自分なりに作りながら投資を継続する事が
 何よりだと思います。2020年まで何が起きるか楽しみですね。 
 
  • 2014-01-29 | 19:41 |
  • takeshi | URL |
  • [edit]
Re: No title
takeshiさん、こんにちは。

資金管理については、確かに何よりも重要ですね。
ただ、いざ大暴落が来てから資金管理について考えるのでは手遅れで、
今のような安定期に、キャッシュをある程度増やしておくなどして
暴落に備えておけるかがキーでしょう。

そして、暴落に対する資金面と精神面での備えさえきちんとしておけば、
大暴落が来ようが大暴騰が来ようが、今持っている株については、
自分の「売り基準」に達しない限り、私は絶対に売りません。

もちろん、企業の成長に期待が持てないことが判明してしまったら、
それは「売り基準」ですから、判明した時点で即座に売却します。
それが暴落時であろうと暴騰時であろうと、関係ありません。

こんな明確な姿勢で、私は投資に向き合います。
  • 2014-01-29 | 21:44 |
  • ゆうゆー | URL |
  • [edit]
Re: Re: No title
あと、みなさんに誤解されるとまずいので補足しておきますが、
大暴落を無視して持ち続ける私のような投資スタイルが通用するのは、
あくまで私は、長期安定成長株に投資しているからです。
これが景気敏感株だったら、見るも無残な結果に終わってしまうのは
目に見えていますので、また別な戦略が必要でしょう・・・。
  • 2014-01-29 | 22:07 |
  • ゆうゆー | URL |
  • [edit]

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投資パフォーマンス

■ 初期資産:100.0 万円
■ 現行資産:275.2 万円
■ 運用日数:1294 日(3年6ヶ月)
※ 2016.10.29 更新
年度 ゆうゆー TOPIX
 2013年(4/15~) +30.8 % +14.4 %
 2014年 +80.1 % +8.1 %
 2015年 +29.8 % +9.9 %
 2016年(~10/29) -10.0 % -10.0 %
トータルリターン +175.2 % +12.3 %
平均年利 33.0 % 5.9 %
上記は、ブログ公開用のサブ口座の運用記録です。
メイン口座の方は非公開とさせていただきます。
手数料、税金、配当、優待等は加味していません。

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