保有理由を四行で表せるか?

こんにちは、ゆうゆーです。

ここ数回の記事に関して、いつもより少し拍手が少な目だったので、
「今回の銘柄乗り換え行為について、あるいは私の銘柄分析について、
参考にならないと判断されている方が多いのかな?」などと、
勝手に予測したりしています。
昔は3拍手もあれば万々歳でしたが、アクセスの増えてきた今では平均が4~5拍手くらいで、
3拍手以下だと記事の内容が少し悪いのかもしれない・・・と思うようになりました。

余談ですが、記事をアップして間もない内に毎回拍手をくださる方がいて、
本当に励みになっていますし、このような方から1拍手でもいただける限り、
書き続けたいと思っています。
え? 0拍手になってしまったらどうするのかって?? ・・・・・少し考えさせてください(笑)

拍手の数と連動して、ブログランキングの順位も下がり気味です。
3位~6位くらいを行ったり来たりしています。
しかし、3位から上の壁が厚いこと厚いこと・・・。

自分の中では、「企業分析のレベルも大分上がってきたかな?」なんて、
都合よく思っているのですけどね。

銘柄分析のレベルが上がってきたか、変わっていないかはさておいて、
一番大切なことは「自分の頭で考える」ことだと思っており、
それについては忠実に守っています。
結果、分析ミスだったら分析ミスだったで、少々の授業料と引き換えに
「失敗経験」という何にも代え難い財産が手に入りますので、
それはそれで良いかなぁと、少し楽観的に考えています。

資金管理さえ失敗しなければ、多少失敗しても大ケガはしないということ、
それだけは重々理解していますからね。
参考記事:資金管理だけは失敗しないこと

今回のように、自分で銘柄分析を繰り返しているうちに、
私はいずれピーター・リンチくらいの分析力はつくと思っています。

実は私、バフェットはともかくピーター・リンチに関しては、
そんなに頭が良い人間だとは思っていません。
偉そうですみません・・・。
そう思う理由は、二つあります。

一つ目は、まずピーター・リンチの言葉は分かりやすいからです。
自分の理解力が低いから、分かりやすい言葉で書けるのだと思います。
理解力の高い人は、理解力の低い人の気持ちなど分からないでしょう・・・。

私のブログも「分かりやすい」とか「初心者向け」とか、
ありがたい言葉をたまに頂戴しますが、
それは私自身の理解力が低いからに他なりません。
こんな未熟な自分でも理解できるような書き方を、と心がけていれば、
自然とこんなブログになるんですよね・・・。

そして二つ目は、ピーター・リンチの本を読んでいても、
書いていることは失敗談だらけだからです。
「どれだけ失敗してるんだよ!」と言いたくなってくると共に、
「それでも13年間で年利29%も上げられるんだ・・・」と驚かされます。

(株で成功するための)IQとしては、
下から10%以上でかつ上から3%以下の範囲なら問題ないだろう。
本当の天才はえてして理論的すぎて、
自分が想定するよりずっと単純な株の動きに裏切られてしまうかもしれない。
【ピーター・リンチ】


バフェットもバフェットで、こんな言葉を残しています。

投資家としての成功に微積分や代数が必要なら、
わたしは新聞配達の仕事に戻るしかないだろう。
【ウォーレン・バフェット】


実際、ピーター・リンチやバフェットの頭が良いか悪いかは知りませんが、
株式投資で成功するための第一条件は、頭脳ではないことは確かですね。

むしろ、できるだけ頭を使わずにシンプルに考えることの方が、
重要なのかもしれません。
そう思うと、前回のエストラストの分析記事は少々長すぎました。
もしかしたら、あまり拍手がもらえなかった原因はこれかもしれませんね。

あの記事を小学生が読んで理解できるかと言われれば、少々疑問ですから・・・。

その株を持っている理由を四行で述べられないなら、
おそらくその株は持つべきではない。
【ピーター・リンチ】


つい先日書いた分析ですが、少し反省です。
再度、エストラストの購入理由を四行で表してみたいと思います。

・住居は必需品。マンションが売れない時代も永久には続かない!
・成長率、成長余地ともに抜群なのに、べらぼうに安い!
・心配は不況耐性のみ。高い収益性と長期安定成長の実績できっと乗り切れる!
・不況さえ乗り切れば、あとは成長5倍×割安是正2倍=10倍高だ~!


こんなところでしょうか。
たった四行にまとめるのに苦労しましたが、これなら何とか、
小学生にも分かってもらえるかもしれませんね。

四行にまとめてみて改めて思いましたが、これはいいですね。
これなら、具体的な売り時もはっきり分かりそうです。
上の四行で表したストーリーが崩れた時に売ればよいのです。

エストラストで言えば、不況以外の要因で成長性が失われたり、
利益率が今の桧家みたいな推移になってきたとしたら、売りですね。

また、どうしても保有理由が四行で表せないようなら、
それはストーリーが複雑すぎるということです。
複雑だということは、理解の難易度が上がります。
「理解できないものには投資しない」というのが鉄則ですから、
四行で表せないような銘柄はつまり、避けるべきだということですね。

今後、銘柄分析する時はできるだけシンプルを心がけ、
最後にまとめとして、保有理由を四行で書き表すようにしたいと思います。
さすが、ピーター・リンチ先生は上手いこと言いますね・・・。
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桧屋をなぜ売るのか?
いつも楽しくブログ読ませて頂いております。
前回のブログで桧屋とエストラストの比較をやっておりましたが、一点だけ疑問点があるのは桧屋の評価があまりに低すぎるのではないかと思う点です。確かに桧屋は前期および今季の予想が減益気味で一時の勢いが衰えたとは思いますが、きたるべき住宅販売の減少に備えて断熱材事業や介護事業への種まきがしっかりとできてますし、それを主導しているのが不動産業界の風雲児である近藤社長(他業界から不動産業界にやってきたので、業界慣習に縛られない経営者だと認識しています)であることを軽視しすぎではないかと感じます。ゆうゆーさんは経営者では会社は選ばれないようなので、意見が合わないかもしれませんが、数字に表れないこういう部分も大事だと思います。エストラストも悪い会社ではないと思いますが、社長が社会の変化に柔軟かどうかが見えてこないので、そこが逆に不安です。
  • 2014-02-27 | 09:01 |
  • ペンギン | URL |
  • [edit]
難しいことを簡単に
ゆうゆーさん、こんにちは。

簡単なことを難しい専門用語を使って話す人はよくいます。

でも難しいことを簡単に話す人は本当に頭がいい人だと思います。
特に株式投資には専門用語や難しい計算式がたくさんありますので、それらに酔いしれているブログはおもしろくありません。。。

ゆうゆーさんのブログを見つけて【これはいいですねえ】と思ったから、この名前にしました。中身を簡単にすることは難しいことです。



ところで、ゆうゆーさんが不動産株から不動産株に移ったということは、まず不動産(新築)は今後も伸びるということですよね。

1.自分もその商品が欲しいと思う企業
2.自分はいらないけど他の人は買うだろうと思う企業

現在、1の銘柄は含み損で2の銘柄が含み益です。

私は、中古品も披露宴も35年ローンも好みません。でも世間では当たり前のようです。

今まで自分の信念とは、自分が欲しいと思う企業を買うことでした。
でもこれからは、ちょっとズレている自分ではなく世間一般の気持ちになるべきなのでしょうか。

長期投資とは、株価ではなく企業を買うかぎり儲かればいいのではなく、自分も欲しいと思う企業を買うのが自然ではないですか。

ゆうゆーさんの保有銘柄は、自分でも欲しい商品ですか。
  • 2014-02-27 | 09:38 |
  • いいですねえ | URL |
  • [edit]
Re: 桧屋をなぜ売るのか?
ペンギンさん、こんにちは。

貴重なご意見をいただけたことに感謝します。
やはり、今回の桧家の売却を疑問視している方がいたのですね。
私もそうかな? とは感じていましたが、
こうやってコメントをいただけることで確信を持てました。

確かに、私は経営者を全くといってよいほど見ていません。
というのは、儲かる仕組みさえ確立されていれば、どんな経営者であれ、
儲かるストーリーは変わらないと考えるからです。
極端な話、明日から私がALサービスの経営者になっても、
同社の増収増益は今後も続くと思っています。
今までやってきたことと同じことを、これからもやればよいだけですからね。

重大な変更と、格別によい業績はまず結びつきません。
変化しないことから大きな収益が生まれます。
私はそんな企業が好きなのです。
【ウォーレン・バフェット】


バフェットはこう言っていますが、私もまったく同意見です。

経営者の能力が重要か、重要でないかはビジネス次第と言えますね。
ALサービスのような企業において経営者の能力が重要になるのは、
最初の仕組みを作る段階までだと思います。
(それと、完全に成長しきった後でしょうか・・・)

桧家は、私が期待していた注文住宅事業の成長ストーリーが崩れかけています。
それに備えて、断熱材事業や介護・保育事業などを始めているわけですが、
これはまだ経営陣が儲かる仕組みを作っている段階と言えそうです。
果たしてこれが上手くいくのか、根拠を持って答えることが私にはできません。
(失敗すると思っているわけではなく、分からないだけです)
投資するにしても、仕組みが完全に出来上がってからで遅くはありません。

経営者の手腕に期待するというやり方は、
当初私が思い描いていた成長ストーリーとは明らかに違うものですし、
私の得意とする投資手法ではないのです。
もっとも、そこを主戦場としている人なら今は買いかもしれません。

一方のエストラストは、同じようなマンションをただ増やしてゆくという
実に単純な仕組みが、少なくとも現時点では軌道に乗っています。
これが私の主戦場です。
エストラストの社長がどんな人物かは知りませんが、
経営者の能力が業績に大きく影響するようなビジネスだとも思いません。

私が経営者にこだわらないのは、
経営者にこだわらなくてもいいような企業を選んでいるからです。

また、今回の記事で同社の購入理由を表した四行の中の一行目の意図は、
社会情勢が変化しても、マンション販売事業は廃れないと考えていることを
意味しています。(好不況の波はありますが・・・)
もしも予想に反し、マンションが恒久的に売れない時代が来てしまったら、
その時は社長の手腕に期待するのではなく、エストラストを売るまでですね。
  • 2014-02-27 | 15:27 |
  • ゆうゆー | URL |
  • [edit]
Re: 難しいことを簡単に
いいですねえさん、こんにちは。

私は、実は頭がいいのでしょうかね・・・(笑)
自分で思うに、私は勉強が大嫌いなので、
勉強そのものではなく「いかに少ない勉強量で高い点数を取るか」、
ここに頭を使っていた記憶がよみがえります。
それが、今の私の投資手法にも表れているのかもしれませんね。

商品が欲しいことと、その株を買うことの関連性ですか。
いいですねえさんらしい、奥深いご質問ですね。
長くなりそうですので、また次回の記事にして回答させていただきます。
  • 2014-02-27 | 15:27 |
  • ゆうゆー | URL |
  • [edit]
No title
>経営者の能力が業績に大きく影響するようなビジネスだとも思いません。

マンションデベロッパーは上場企業だけでもたくさんあります。
なぜエストラストは成長していて他のマンデベは成長しないのでしょうか?
マンションなんてどこもよく似た設計・設備で、建物で同業他社と差別化することはできませんよね。

マンデベ投資のリスクは高成長時にこそあります。
リーマンショクで倒産したマンデベはたくさんありますが、その原因はだいたい無理に高成長しようとしたことです。
Re: No title
AKIさん、こんにちは。

私も銘柄分析の中で書きましたが、全くおっしゃる通りで、
次の不況を無傷とは言わないまでも軽傷レベルで乗り越えられるのか、
そこがこの銘柄への投資における最大のキーになると思います。

ただ、多くの不動産成長株がリーマンショックで倒産してゆく中で、
この会社は軽傷どころか、増収増益で乗り切っていることもまた事実です。
どのようにしてこの局面を乗り切ったのかは、資料を調べても分かりません。

「分からないものは聞くのが一番!」ということで、
どうやって乗り切ったのか、一度IRに問合せしてみようと思います。
もし明確な答えが返ってくれば、
次の不況に通用するかどうかも見えてくるかもしれませんからね・・・。
  • 2014-02-28 | 07:47 |
  • ゆうゆー | URL |
  • [edit]
返信ありがとうございます
 返信ありがとうございます。

私のエストラストへの不安はAKIさんが代弁して頂けているので、多くは語りませんが、エストラストはまだ景気後退という大きな波を経験していないので(前回は規模も小さくてそこまで被害をうけなかったように感じているのでリーマンショック時は参考記録程度に考えた方がいいのではないかと感じます)、シクリカルなマンション業界への投資は大変に恐怖を感じています。

 そこで私が信じされるのが経営者の能力です。

優秀な経営者がいる会社では、景気後退期を予想して事前に策を打ちますし、そういった政策は短期的には販管費やのれんの償却などで見た目の利益が落ち込むので表面的なPERやROEではマイナスに働きますが、3~5年後に考えるとあの時の先行投資は経営者の英断だと称賛されるわけです。

私も昨年の中盤まではゆうゆーさんのような投資方法にほぼ近い形で投資していましたが、最近ではビジネスモデルの安定化に加えて経営者の質を見るようにしています。

 ゆうゆーさんの返信に対する反論となっているかわかりませんが、取り急ぎ回答させていただきました(結局長文になってしまいました、読みづらいですね)
  • 2014-02-28 | 08:58 |
  • ぺんぎん | URL |
  • [edit]
Re: 返信ありがとうございます
ぺんぎんさん、こんにちは。

実は早速、エストラストのIR部門へ問合せを行い、回答が返ってきました。
回答内容については、また別の機会に記事にしたいと思いますが、
非常に素晴らしい回答が得られました。
問合せして良かったと思います。

さて本題で、私は不況に対して楽観的に見すぎているのかもしれませんが、
ペンギンさんやAKIさんの話を聞いていると、
リーマンショックを増収増益で乗り越えた事実を軽視しすぎではないか?
とも感じています。

リーマンショック時は規模も小さかったので被害は小さかったとありますが、
その頃のエストラストは今よりも財務が弱く、利益率も低く、
むしろ今よりも格段に不況耐性は低かったはずです。

「たまたま乗り越えられた」は有り得ず、何か絶対にロジックがあります。
むしろこれこそが、私が長期安定成長株にこだわる理由でもあります。
ただ、そのロジックの中身が分からないためIRにも問合せてみたのです。

結果、やはりロジックは存在し、ロジックの中身も分かりました。
詳しくはまたの機会に書きたいと思いますが、
ぺんぎんさんが気にされている経営陣の手腕についても、
問合せの回答を見る限り、しっかり先を見据えているなと感じましたよ。

とはいえ、この投資のリスクが高いことには変わりありません。
それは私も重々分かっていることで、
それに備えて保有比率もかなり抑えています。

ではなぜ桧家でなく、エストラストに投資するのかと言われれば、
上手くいった時のリターンが、桧家を遥かに上回ると思うからです。
桧家は、注文住宅以外の事業がたとえ功を奏してカバーできたとしても、
メインの注文住宅に期待できなければ、大きな伸びは期待できません。

エストラストの場合、上手くいけば10倍高も有り得ると思っています。
仮に不況を乗り越えて10倍高なら、乗り越えられる確率がたとえ10%でも、
期待値はプラスです。
(もちろん、実際にその程度の期待値だったら投資はしませんが・・・)

簡単に言えば、リスクもリターンも「エストラスト>桧家」という評価です。
そしてリスクに対するリターンでは、エストラストが上と判断しました。

リターンを度外視してリスクだけを考えれば、
とてもじゃないけどエストラストは買えませんね・・・。
  • 2014-02-28 | 13:36 |
  • ゆうゆー | URL |
  • [edit]
No title
エストラストがどうリーマンショックを乗り越えたのかは、一番興味がある事項です。
記事を楽しみにしています。
Re: No title
AKIさん、こんにちは。

最近はこのブログもエストラストの話題で持ちきりになっていますが、
次回の記事にさせていただきますので、お待ちください。
  • 2014-03-01 | 10:23 |
  • ゆうゆー | URL |
  • [edit]
No title
みなさま、たくさんの拍手ありがとうございます。
興味深く読んでいただいているんだなぁと実感します。

人によって考え方はいろいろ異なりますが、それはごく自然なことで、
私とは別の視点からの銘柄分析を知ることも非常に勉強になります。
ぜひ今後とも、いろいろな意見をお寄せいただけるとありがたいです。
  • 2014-03-01 | 10:24 |
  • ゆうゆー | URL |
  • [edit]

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■ 初期資産:100.0 万円
■ 現行資産:275.2 万円
■ 運用日数:1294 日(3年6ヶ月)
※ 2016.10.29 更新
年度 ゆうゆー TOPIX
 2013年(4/15~) +30.8 % +14.4 %
 2014年 +80.1 % +8.1 %
 2015年 +29.8 % +9.9 %
 2016年(~10/29) -10.0 % -10.0 %
トータルリターン +175.2 % +12.3 %
平均年利 33.0 % 5.9 %
上記は、ブログ公開用のサブ口座の運用記録です。
メイン口座の方は非公開とさせていただきます。
手数料、税金、配当、優待等は加味していません。

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