こんにちは、ゆうゆーです。
前回の記事では、久しぶりに二ケタ拍手をいただくことができました。
この成長ストーリーシリーズ、なかなか需要がありそうですね。
さて、本日紹介するのは次の成長ストーリーです。
成長ストーリー名 : 新商品導入型(新サービス導入型)
成長速度 : ★★(やや遅い)
成長期間 : ★★★(普通)
成長コスト : ★★★(普通)
成長安定性 : ★★(やや低い)
■概要
これも単純な成長ストーリーです。
例えば、あるお店でAという商品を売って儲けていたとして、
同じお店でBという商品も新たに売り出せば、BもAと同じように売れ、
売上と利益もおそらく2倍になるだろう、という理屈です。
(あるいは、2倍まではいかなくとも少しは増えるだろう、というものです)
前回のエリア拡大型は、販売エリアを拡大してゆくストーリーでしたが、
今回はエリアではなく、商品そのものを拡大してゆく(増やしてゆく)、
という成長ストーリーになります。
■解説
<成長速度>
成長速度は、基本的にあまり速くありません。
新商品の開発というのはだいたい、一筋縄ではいかないからです。
ただし、大ヒット商品が生まれると大きく成長する可能性はあります。
また、営業エリア拡大型はエリアを拡大しても既存エリアは影響を受けませんが、
新商品導入型の場合、新商品が既存商品と競合することも多いので、
それが成長力を弱める要因になり得ます。
<成長期間>
この成長ストーリーはあまり長く続かず、すぐに頭打ちになります。
理屈の上では成長期間は無限大ですが、現実的には長く続くことはないでしょう。
例えば、カップラーメンを作る(売る)会社を想像してみてください。
しょうゆラーメンという1品しか売っていない状態から、
みそラーメン、塩ラーメンと種類を増やせば、売上も当然上がるでしょう。
またカップラーメンだけでなく、カップうどんやカップそばにも着手すれば、
さらに売上は伸びるでしょう。
確かにこの成長ストーリーは成り立っていますが、
品数を永遠に増やせば業績も伸び続けるというのは、あまりに短絡的です。
ラーメンを100種類作っても、そのコストに見合う効果が出ないのです。
適正な品数になった時点で、この成長ストーリーでの成長限界と言えます。
ただ、本当に優れた経営者であれば別事業への新規参入などにより、
成長が長く続くこともあるため、星3つとしました。
(別事業への参入も、広義の解釈ではこの新商品導入型と言えます)
<成長コスト>
成長コストは、主に新商品の開発費用になります。
この大きさは、新商品の種類により天と地ほどの違いが出てくるでしょう。
イチゴ味のお菓子があって、それと同じお菓子のレモン味を作るくらいであれば
大した開発費はかからないと思いますが、
衣料品メーカーが、新規に自動車の開発に乗り出すとなると、
どう考えても安くつくとは思えません。
この項目については、個別の事例を調べないと何とも言えないでしょう。
また、卸売業などで新アイテムを追加するようなケースでは
開発費がかからないため、コストは低く抑えられます。
<成長安定性>
安定感は、残念ながら低いと言わざるを得ません。
エリア拡大型と比較すれば一目瞭然です。
同じ商品なら、場所が変わっても売れることは想像に難くないのに対し、
場所が同じでも、違う商品だったら売れ行きも全く違ってくるからです。
また、開発そのものが失敗に終わってしまうケースも多々あるでしょう。
商品開発を専業としたビジネスで長期安定成長を遂げている企業など
どれほどもないことからも、安定性の低さが伺えます。
■企業例
あらゆる企業で存在しうる成長ストーリーです。
自動車メーカーなら新車種の開発、商社なら取扱い商品の追加、
外食企業なら新メニューの追加、IT企業なら新サービスの開始、などです。
「取扱いアイテムの豊富さ」が売りの販売店などがあったとしたら、
この成長ストーリーを持っていると言えるでしょう。
ただ、この成長ストーリーだけで長期に成長し続けている企業は少なく、
他の成長ストーリーと組み合わせて成長している場合が多いでしょう。
特に素晴らしい新商品を開発した場合、
次回紹介する成長ストーリーと組み合わせて使えば絶大な効果を発揮します。
■まとめ
新商品導入型は、エリア拡大型と比較して二つの大きな欠点があります。
「新商品が既存商品と競合してしまう」ことと、
「新商品の成功の見通しが不透明である」ことです。
多くの企業でこの成長ストーリーを意識しているような気がしますが、
星の数の少なさからも分かる通り、あまり良い成長ストーリーとは言えません。
ただ、商社やネットショップなどでは大したコストがかからないため、
それなりに使える戦略だと思います。
前回の記事では、久しぶりに二ケタ拍手をいただくことができました。
この成長ストーリーシリーズ、なかなか需要がありそうですね。
さて、本日紹介するのは次の成長ストーリーです。
成長ストーリー名 : 新商品導入型(新サービス導入型)
成長速度 : ★★(やや遅い)
成長期間 : ★★★(普通)
成長コスト : ★★★(普通)
成長安定性 : ★★(やや低い)
■概要
これも単純な成長ストーリーです。
例えば、あるお店でAという商品を売って儲けていたとして、
同じお店でBという商品も新たに売り出せば、BもAと同じように売れ、
売上と利益もおそらく2倍になるだろう、という理屈です。
(あるいは、2倍まではいかなくとも少しは増えるだろう、というものです)
前回のエリア拡大型は、販売エリアを拡大してゆくストーリーでしたが、
今回はエリアではなく、商品そのものを拡大してゆく(増やしてゆく)、
という成長ストーリーになります。
■解説
<成長速度>
成長速度は、基本的にあまり速くありません。
新商品の開発というのはだいたい、一筋縄ではいかないからです。
ただし、大ヒット商品が生まれると大きく成長する可能性はあります。
また、営業エリア拡大型はエリアを拡大しても既存エリアは影響を受けませんが、
新商品導入型の場合、新商品が既存商品と競合することも多いので、
それが成長力を弱める要因になり得ます。
<成長期間>
この成長ストーリーはあまり長く続かず、すぐに頭打ちになります。
理屈の上では成長期間は無限大ですが、現実的には長く続くことはないでしょう。
例えば、カップラーメンを作る(売る)会社を想像してみてください。
しょうゆラーメンという1品しか売っていない状態から、
みそラーメン、塩ラーメンと種類を増やせば、売上も当然上がるでしょう。
またカップラーメンだけでなく、カップうどんやカップそばにも着手すれば、
さらに売上は伸びるでしょう。
確かにこの成長ストーリーは成り立っていますが、
品数を永遠に増やせば業績も伸び続けるというのは、あまりに短絡的です。
ラーメンを100種類作っても、そのコストに見合う効果が出ないのです。
適正な品数になった時点で、この成長ストーリーでの成長限界と言えます。
ただ、本当に優れた経営者であれば別事業への新規参入などにより、
成長が長く続くこともあるため、星3つとしました。
(別事業への参入も、広義の解釈ではこの新商品導入型と言えます)
<成長コスト>
成長コストは、主に新商品の開発費用になります。
この大きさは、新商品の種類により天と地ほどの違いが出てくるでしょう。
イチゴ味のお菓子があって、それと同じお菓子のレモン味を作るくらいであれば
大した開発費はかからないと思いますが、
衣料品メーカーが、新規に自動車の開発に乗り出すとなると、
どう考えても安くつくとは思えません。
この項目については、個別の事例を調べないと何とも言えないでしょう。
また、卸売業などで新アイテムを追加するようなケースでは
開発費がかからないため、コストは低く抑えられます。
<成長安定性>
安定感は、残念ながら低いと言わざるを得ません。
エリア拡大型と比較すれば一目瞭然です。
同じ商品なら、場所が変わっても売れることは想像に難くないのに対し、
場所が同じでも、違う商品だったら売れ行きも全く違ってくるからです。
また、開発そのものが失敗に終わってしまうケースも多々あるでしょう。
商品開発を専業としたビジネスで長期安定成長を遂げている企業など
どれほどもないことからも、安定性の低さが伺えます。
■企業例
あらゆる企業で存在しうる成長ストーリーです。
自動車メーカーなら新車種の開発、商社なら取扱い商品の追加、
外食企業なら新メニューの追加、IT企業なら新サービスの開始、などです。
「取扱いアイテムの豊富さ」が売りの販売店などがあったとしたら、
この成長ストーリーを持っていると言えるでしょう。
ただ、この成長ストーリーだけで長期に成長し続けている企業は少なく、
他の成長ストーリーと組み合わせて成長している場合が多いでしょう。
特に素晴らしい新商品を開発した場合、
次回紹介する成長ストーリーと組み合わせて使えば絶大な効果を発揮します。
■まとめ
新商品導入型は、エリア拡大型と比較して二つの大きな欠点があります。
「新商品が既存商品と競合してしまう」ことと、
「新商品の成功の見通しが不透明である」ことです。
多くの企業でこの成長ストーリーを意識しているような気がしますが、
星の数の少なさからも分かる通り、あまり良い成長ストーリーとは言えません。
ただ、商社やネットショップなどでは大したコストがかからないため、
それなりに使える戦略だと思います。
2014/03/27 (木) [五つの成長ストーリー]
ゆうゆーさん
はじめまして。
私のブログにゆうゆーさんについてのコメントがありました。
その方はおそらく、ゆうゆーさんのブログのファンだと思いますが、ここのコメントで、ゆうゆーさんを批判しているため、私のサイトに来てコメントされていました。
しかし、「2014-03-28 17:49 ルーイ」で投稿しているのは、私ではありません。
まず、私も億に届いていませんw
おそらく、ブロガーの仲を悪くしてやろうということでしょう。
ブロガーなら他のブロガーの批判はしないと思います。
多少なりとも自分が批判された経験があるのなら、分かるからです。
ですので、誤解を解きたくコメントさせていただきました。
あと、私の名前で批判しているコメントを削除していただきたいです。
不快な思いをされていると思いますが、どうぞご理解お願いいたします。
長文になり申し訳ございません。
はじめまして。
私のブログにゆうゆーさんについてのコメントがありました。
その方はおそらく、ゆうゆーさんのブログのファンだと思いますが、ここのコメントで、ゆうゆーさんを批判しているため、私のサイトに来てコメントされていました。
しかし、「2014-03-28 17:49 ルーイ」で投稿しているのは、私ではありません。
まず、私も億に届いていませんw
おそらく、ブロガーの仲を悪くしてやろうということでしょう。
ブロガーなら他のブロガーの批判はしないと思います。
多少なりとも自分が批判された経験があるのなら、分かるからです。
ですので、誤解を解きたくコメントさせていただきました。
あと、私の名前で批判しているコメントを削除していただきたいです。
不快な思いをされていると思いますが、どうぞご理解お願いいたします。
長文になり申し訳ございません。
ルーイさん、はじめまして。
そうでしたか・・・・・こちらこそ、勘違いをしてしまい申し訳ございません。
本当に、迷惑な人間もいるものですね。
理由はどうあれ、私のブログから問題が起きてしまったことについては、
心よりお詫びいたします。
偽ルーイさんのコメントと、それに対する私のコメントについては、
削除させていただきました。
とにかく、誤解が解けてよかったです。
同じ投資ブロガー仲間として切磋琢磨しながら、
よいブログとよい投資成績を目指してゆければと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
P.S.
ルーイさんのブログにコメントされた方、どなたかは分かりませんが、
この場を借りましてその行為に深く感謝いたします。m(_ _)m
そうでしたか・・・・・こちらこそ、勘違いをしてしまい申し訳ございません。
本当に、迷惑な人間もいるものですね。
理由はどうあれ、私のブログから問題が起きてしまったことについては、
心よりお詫びいたします。
偽ルーイさんのコメントと、それに対する私のコメントについては、
削除させていただきました。
とにかく、誤解が解けてよかったです。
同じ投資ブロガー仲間として切磋琢磨しながら、
よいブログとよい投資成績を目指してゆければと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
P.S.
ルーイさんのブログにコメントされた方、どなたかは分かりませんが、
この場を借りましてその行為に深く感謝いたします。m(_ _)m
ゆうゆーさん
迅速な対応ありがとうございました。
また同じようなことが起こるかもしれません。その時は私の方に連絡を頂けたらと思います。
これも1つの縁ですので、ゆうゆーさんのブログのリンクを当ブログに貼らせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?
迅速な対応ありがとうございました。
また同じようなことが起こるかもしれません。その時は私の方に連絡を頂けたらと思います。
これも1つの縁ですので、ゆうゆーさんのブログのリンクを当ブログに貼らせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?
ルーイさん、こんにちは。
こちらこそ、丁寧にご連絡いただきありがとうございました。
リンクの件、もちろんOKです。
私のブログの方からもリンクを貼らせていただきますね。
今後とも末永くよろしくお願いいたします。
こちらこそ、丁寧にご連絡いただきありがとうございました。
リンクの件、もちろんOKです。
私のブログの方からもリンクを貼らせていただきますね。
今後とも末永くよろしくお願いいたします。
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