銘柄分析[3179 シュッピン]

こんにちは、ゆうゆーです。

連日の銘柄分析記事です。
以前保有していた銘柄の一つでもあり、個人投資家からの人気も高そうな、シュッピンについて分析してみたいと思います。

シュッピンは、カメラや時計、筆記具、自転車などの新品および中古品を、ネットと店舗にて販売している会社です。商品の取扱い比率は、カメラが約73%と群を抜いています。
また、販売チャネル比率では店舗が47%、ECが53%と拮抗していますが、今後はECでの販売に注力してゆく方針のようです。

では、「私の投資方針と投資手法」に従って分析してゆきます。



ステップ1:『今後安定して成長すると思われる企業』であるか?
A.成長ストーリーは存在するか?
認知度向上型」の成長ストーリーを持っています。厳密には、商品の認知というよりも販売サイトの認知の方ですね。

カメラ事業で言えば、「マップカメラ」というEC販売サイトがありますが、このマップカメラが多くのカメラ愛好家に認知されればされるほど利用者が増えますので、売上も利益も伸びてゆくことになります。
尚、今後の新規出店は考えていないようですので、エリア拡大型の成長ストーリーは想定していません。

以下は、過去4年間の売上高、経常利益の推移です。

224.png

B.成長ストーリー崩れの三大要因に対し、耐性を持っているか?
1.成長限界に対して
認知度向上型の成長ストーリーでは、成長限界を読むことは難しいのですが、決算説明会資料に面白いデータがありました。

カメラ購入者1000人に対し「マップカメラの存在を知っているか?」とアンケートを取ったところ、90%以上が「知らない」との回答です。
シュッピン 2014年3月期決算説明会資料 の28ページに掲載)

「マップカメラの認知度向上の余地はまだまだ残されている」ということを、このアンケート結果が物語っていますね。

また、ありがたいことにこの企業では月次売上が公表されていますので、これを毎月追ってゆくことでもある程度確認できます。

2.景気悪化に対して
不況に強い三要素である、低価格品、必需品、消耗品のうち、トレファクと同じ中古屋ということで、低価格品が該当しますね。
財布が寂しくなれば、「新品は諦めて中古にしておこうか・・・」と考える人は、必ず出てくるでしょう。

また、当社で新品を買う場合でも中古品の下取りとセットにすることでトータルで出費は抑えられますので、やはり価格面では有利です。
絶対的な価格こそ高い商品が多いものの、相対的な安さを武器に、なんとか不況を生き抜いてゆけるのではないか、と想像します。

3.他社との競争激化に対して
家電量販店とは棲み分けができていますので、ライバルとは言えません。大きなライバルとしては、カメラのキタムラのネット販売くらいでしょうか。

ただ、EC販売自体がまだまだ伸びしろのある成長市場でもありますので、気になるのは、他社の続々参入による競争激化(シェア争奪戦)ですが、専門性の高い商品知識やその目利き力などが参入障壁となっていますので、この点もそれほど心配する必要はないでしょう。
今後しばらくは、他社とのガチンコ勝負は避けて通れるものと見ています。

また、社長がソフマップの創業者という点にも魅力を感じますね。エスクリと同じで業界を知り尽くした経営者の存在は安心材料の一つです。

C.もしも成長が失敗に終わった場合のリスクはどの程度か?
自己資本比率は約40%ということで、まあまあです。
営業利益率はまだ低いものの、年々増加傾向であり問題ありません。
キャッシュ・フローはまだ少し不安定ですね・・・。

ただ、月次を公表しており、IR資料なども親切なのは好感が持てます。
総合的に見て、リスクは「やや低い」と判断します。

ステップ2:『割安な価格』であるか?
まずは、PERの適正水準を決めます。
過去の実績およびROE水準から、成長率を22%と想定します。

通常は20%を上限としているのですが、この企業の場合は例外です。
「売上15%成長 + 毎年0.5%の営業利益率の改善 = 25%成長」が、今後5年間に渡って可能だと読みましたが、少し保守的に見て22%です。

よって、仮のPER適正水準は17.6倍~26.4倍となりますが、リスクがやや低いことを鑑みて、適正水準を5%増しにします。

従って、この銘柄のPER適正水準は、18.5倍~27.7倍 となります。

現在の、この銘柄のゆうゆー予想PERは18.3倍と想定していますので、ここ最近の下落により、ギリギリ買い水準に届いています。



シュッピンは、相互リンクさせていただいているブロガー様のうち、すぽさんとまるのんさんが主力で保有されている銘柄でもありますが、私も再度、乗っかることに決めました。
というわけで、早速ブログ用にて購入しています。

尚、今回参考にさせていただいたお二方の記事を、紹介させていただきます。

3179 シュッピン(4.0)(すぽさん投資ぶろぐ)
3179 シュッピン 14.3期 株主総会 (中長期投資の練習記録)

過去の購入銘柄の中で最も高いPERでの買いとなり、少々不安ではありますが、それに見合った高成長をきっと見せつけてくれるでしょう。


2014.11.14 追記
当銘柄の「ECサイトの認知度向上」という成長ストーリーの性格、および、ここ2年間の月次(EC売上高)の推移を見て再考した結果、成長率22%→25%へと見通しを変更しています。
これに伴い、PER適正水準を 21.0倍~31.5倍 へと上方修正しています。

注  記
当記事の内容はこれを書いた時点での私の見通しであり、現時点での見通しは変わっている可能性がありますので、ご注意ください。

コメント

なんと
シュッピンでしたか。
購入価格と最近のコメ(成長株を組み入れるかも~)をみて、
「もしかして?」とは思いましたが、当たっていましたw
実は私も保有しています。ただ、少し前に買ったので下落して現在は含み損です。
まあ、これは仕方がないですね。買ってからすぐの株価が
どうなるかなんて分からない、なんてことは承知中の承知事なのですし、
買った時は「おお、高値から結構下げて止まってる。刺さったな」なんて思ってたのですから;
結果としてまだ落ちるナイフでそれを落下中に掴んだ訳ですが、気にしてもしょうがありません。
将来に期待して、ただひたすらホールドですね。
別に業績悪化で下落とかではないのですから。

ただ、現状で買値から6%下げているので、
もし10%まで下げたら買い増そうかと検討中なのですが、
そうするとちと資金バランスが悪く……
資金が少ないとこういうとき大変です;

ちなみに、シュッピンは現状唯一の含み損銘柄であります(苦笑)
購入してからずっと私の忍耐を試してくれている教官銘柄です

今日の底値で買えたゆうゆーさんが羨ましいw

ところで、エスクリの決算出ましたね。
今日は大きく上げましたが……
2Q予想は赤字のままだし、なんかすぐまた下がる気がします;
ゆうゆーさんはどうみるでしょうか?
Re: なんと
ラーメンさん、こんばんは。

今日の値幅を見る限りでは安く買えたように思いますが、
この辺で下げ止まる保証はドコにもありませんからね・・・(汗)
上昇も下落も、続く時は意外なほど続きますから。

また、この銘柄では以前に少し失敗しています。
要は早く売り過ぎてしまい、その後の上昇を取り逃がしてしまっています。

あの頃から、こうやって具体的な売り基準・買い基準を決めていたら、
あんなに早く売り過ぎることもなかったでしょうし、
今のPER18倍水準でも割安という判断ができていたと思います。
自分では一応、以前の反省を活かして進歩したかな? と思うのですが・・・(笑)

エスクリの決算にはとても驚きましたね。
どう考えても1Qは赤字だと思っていましたから・・・。
この決算内容なら、上がって当然だと思いますよ。

無論、この会社は四半期毎の利益のバラツキが大きい傾向があるので、
2Qも良いとは限りませんが・・・。
とはいえ、重要なのは3~5年後のエスクリの姿です。
その意味では、この1Q決算で特に不安材料は見当たらないということです。
ふむふむ
>シュッピン
ゆうゆーさんが鉄壁の投資基準を定める(守る)前に買っていたのですね(笑)
そろそろ止まってくれないかな~なんて思いはしますが、
どうなるかは分かりませんからね。
含み損のまま1年経過~なんてことも当然あり得ますし。
出来ればなって欲しくないですけど;

購入時点でのPER18は他に比べて少し高めですから、
ブログでは初の成長にやや比重をおいた銘柄ですね。
数年後、今のことなんて彼方に吹っ飛ぶくらい成長してくれることを私も願います^^
(忍耐、忍耐……)

>エスクリ
私は黒字でも2Q予想が赤字のままだったので、
「1Qの黒字を打ち消すくらい赤字を見込んでるのか…」
って感じで可も無く不可も無くか?と思っていたのですが、
確かに1Qで見ればサプライズですかね。

エスクリは下半期に売り上げが集中する傾向がありますから、
2Qが予想以上に酷くなければ、と思っています。
まあ1Q終わったばかりですし、そもそもゆうゆーさんの言うとおり
数年後を見て保有しているのですから、
色々考えるような決算ではありませんね。
気まぐれとはいえ上がったのは良いこと…のはずですし^^;

明日はDVXの決算ですね。こちらはどうなりますかね~
そしてアサンテの決算が心配だ~;
Re: ふむふむ
ラーメンさん。

昔の私なら、シュッピンを22%成長と想定することはできなかったですね。
店舗型の企業と比べ、利益率改善が見込めるところがポイントだと思います。

エスクリに関しては、結婚式という事業の特性を考えてみれば、
お金がかかる時期~売上となるまでには大きなタイムラグが生じますので、
四半期決算を見て一喜一憂せず、年間を通して見ることが大事ですね。

DVxは、日経の記事では「やや減益」との報道も出ていたようですが、
これもどこまで信憑性があるのか・・・。
私は、10%増益を期待します! ← 希望的観測(笑)

アサンテについては、売上はほとんど伸びていませんが、
利益率が高いですので、大きく減益になっている可能性は低いと思います。

答え合わせが楽しみですね。
No title
ゆうゆーさん、こんばんは。

シュッピンの分析記事を拝見して、とても嬉しく思いました。
内容もとても要点を押さえられていて、とても勉強になります。

成長余力の部分で記載頂いている点が私も主幹と認識しています。
私も一眼レフ愛好家でカメラには相応の投資をしていますが、
マップカメラの認知度はまだまだ低いのが現状です。
ですから、決算説明資料や株主総会でもこの部分の認知度向上による
成長はまだまだ期待できると考えています。
その認知度向上が喫緊の課題と認識しており、
従来の専門誌への広告に加えて、一般男性誌等への広告展開も考えているようです。

また女性顧客の取り込みを今後は注力したいという点も注目しています。

最近、女子カメラという言葉が浸透する程、女性がカメラを一眼レフを持つ機会が増えています。こういった女性の取り込みも意識しているようです。
この部分も今後の成長性を支える要素になりそうです。

また、最近店舗にも足を運んでいますが、
新品製品やアクセサリーの扱いが拡大しています。
株主総会でも言及されていましたが、
メーカー側の理解も進んでおり、
最近新品やアクセサリー類が取り扱い出来るようになってきたようです。
新品・アクセサリー類を扱えるというのは、
仕入れや利益率の観点からも、
商品サイクルが機能して中古商品の流動性向上という面でも、
大変意義があるものです。
こういったメーカー側との協調により新たなモデルが確立しようとしていることが、
当社の成長性にも寄与すると考えます。

あとは書けばきりがありませんが、
社長の腹案として新たな事業についても構想はあるようです。
経営戦略上、いますぐというわけではないようですが、
中古市場を知り尽くしているからこそ、
新たなセグメントが成長エンジンになる可能性も長期的には期待出来ます。


また不況体制についてですが、
カメラを趣味にしている方は一種のマニアな要素があると考えています。
そう考えるとまんだらけの分析のように、
ある意味自分の大事な趣味のためであれば、
それなりに投資を行うという必需品要素も考えられます。

私のように写真を趣味にしていて、
子供が小さくて撮影機会も多い立場で、
大事な一眼レフが調子が悪いとか、そろそろ買い替え時期とか、
そういった事態になれば一大事です(笑)
一生に一度の「この時」を収める道具がないことは、
必需品がないのと同然なのです。
当社のコアユーザーにとって、
大事な愛機は必需品に近いと捉えることもできるのではと思います。


競合についてですが、
キタムラは社長もだいぶ意識しているようです。
中古事業を行うにあたり、何より大事なのは、
商品を適正な価格で仕入れてラインナップを揃えることのようで、
仕入れを強化しています。
適正な価格で仕入れるために敢えて粗利率を
これ以上上げてぼったくりにならないように配慮をしていたり、
商品知識を有した有識者を配置しています。

商品をきちんと仕入れることは、
案外そのスキームの定着まで時間がかかると思いますので、
その点は大きな優位点になると考えます。


最近、株価は調整しています。
私も記事にしましたが、計画未達懸念が台頭しているからと考えます。
ですが、長期で当社のモデルを見通した場合、
足元の月次動向がマクロでうまく回っている限り、
特に問題はないと考えます。

というわけで、そろそろ指値に引っかかりそうな水準まで落ちてきていますので、私も買い増しチャンスです。
ちなみに根拠は割愛しますが、今週は1475円で指しています。
今の所明日は相場が下落しそうですので、
それに相まってもう少し下値を見るかもしれませんね。


すみません、自分の主力銘柄でしたので、
長文になってしまいました。
あくまで持論ですので、この考えを押し付ける意図ではありません。
ちょっと熱が入ってしまっただけですので、
適度にスルーして頂ければと思います(笑)。

ゆうゆーさんが買付されたと知ると心強くもありますが、
引き続き、自分の尺度できちんと評価できるようにしていきたいと思います。
Re: No title
まるのんさん、こんにちは。
一つの記事にできるくらい内容の濃いコメントをいただき、
本当にありがとうございます。

まるのんさんはカメラ愛好家でしたか。
まんだらけのVisionさんもそうですが、愛好家のコメントというのは、
何物にも代えがたい貴重な分析材料だと認識しています。
あらためて感謝いたします。

マップカメラの認知度向上に加え、女性客の取り込みも上手くいけば、
大きな成長エンジンになりそうですね。

新品を扱えるようになったことが一つのポイントだということは、
まるのんさんの株主総会レポートを読んで「なるほど」と思いました。
あの総会レポートは秀逸ですね。
あのレポートがなければ、たぶんシュッピンは買っていなかったと思います。

また、確かに愛好家にとってカメラは必需品でもありそうですね。
一般向けでなく、愛好家向けのカメラを扱っている点がポイントでしょうか。
参考になるご意見をありがとうございます。

シュッピンの中古品事業としての優位性に関しても、
私もほぼ同じ見解を持っています。
トレファクやまんだらけもそうですが、中古品を扱う事業というのは、
利益を出せるようになるまでのハードルが高いと思います。
ノウハウが必要になる分、真似されにくいというメリットがありますね。

今年に限ってみれば計画は未達に終わるかもしれませんが、
それは今のところ、消費増税の影響だとはっきり分かっています。
そしてその影響は、5月、6月と鮮明に回復していることも確認できますから、
長期的に見れる方にとっては、今の下落はよい買い時ではないでしょうか。

シュッピンの今後の成功を、まるのんさんと共に見られることを
楽しみにしています。
DVX
決算出ましたね。
日経報道通りの減益とはならず増益、しかし5%には届かず……
上にも下にも目立つところは無し、と言う感じですかね。

来週はアサンテ、そして(ゆうゆーさんの)新規銘柄の
シュッピンが早速決算を発表ですね。
アサンテはゆうゆーさんの言うとおり、
大幅減にはならないことを期待します。
売り上げは微小ですが増加しているようですし。

シュッピンは現時点で前1Qよりは売り上げ増加が確認出来るので、
心配は要らないですね。
通気計画の未達懸念もあるようですが、
増税の影響が大きかったですし、そこからの回復も早いですしね。
これについては私もゆうゆーさんとほとんど同じ意見です。
未達だったところで1年そこらのことで
長期的には大勢に変化ないですし(何年も続くと話が変わりますが)、
そもそも本当に未達になるか?とも思ってます。
(個人的には達成すると思います)

うーん、そうするとやっぱり心配なのはアサンテなんですよねー。
業種(シロアリ防除)的に下半期での巻き返しはちょっと難しいですし……
依然、注意して見守る必要がありますね。
元々成長率が(他に比べて)若干低いですし。
…下方修正とかなければ良いのですが;
Re: DVX
ラーメンさん、こんばんは。

DVxの決算は、結果だけを見れば私の予想値には届きませんでしたが、
私はこの決算をポジティブに見ています。
詳しくは、週間成績発表で書こうと思います。

これで、ALサービス、エスクリ、DVxの3銘柄の決算発表が終わりましたが、
どれも今のところまずまずなようで、一安心ですね。

あとは、消費増税の影響をモロに受けたであろうアサンテとシュッピンですが、
どちらも月次を出していますので、売上はだいたい予想できます。
問題は利益面ですが、どちらかというとアサンテよりもシュッピンの方が、
利益の振れ幅は大きいのではないか、と思います。
アサンテは利益率が高く、良くも悪くもサプライズは出にくいような気がします。

そんな中でもしも下方修正なんかあれば、翌日はストップ安でしょうか(笑)
なんて、笑って受け止められるメンタルが欲しいです・・・。

いずれにせよ、予想が当たった外れたよりも、
その結果に結びついた原因は何なのか? に着目して決算書を読みたいですね。
はじめまして、ゆうゆーさん
ゆうゆーさん、はじめまして。
楽しくブログを読ませて頂いてます。
ゆうゆーさんの一貫した考えに基づく投資は、多くの個人投資家にとってわかりやすく、またためになるものであると思います。

1つどうしても理解できなかったので、質問したく、こうしてコメントを書かせていただきました。
ゆうゆーさんはこの記事の中で「売上15%成長+営業利益率0.5%改善=25%成長」と書いておられますが、この25%という数字をどんな計算で出したかわからなく、質問させていただきました。
もしかしたら、小学生レベルの算数の問題なのかもしれませんが、よろしければお暇なときにでも教えてくださいm(_ _)m
Re: はじめまして、ゆうゆーさん
まゆこさん、はじめまして。
いつもお読みいただきありがとうございます。

ご質問の件、「売上15%成長+営業利益率0.5%改善=25%成長」というのは、
いつでも成り立つわけではなく、
シュッピンの場合はまだ営業利益率が4.5%と低いため、成り立つんですね。

前期のシュッピンの年間売上高は15,603百万円、営業利益は701百万円で、
売上高営業利益率は、15,603百万円÷701百万円=約4.5%です。

仮に毎年「売上高15%成長、営業利益率0.5%改善」が達成できたとすると、
今期の売上高は、15,603百万円×1.15=17,943百万円となります。
そして、営業利益率が0.5%改善して5.0%に向上するとすれば、
今期の営業利益は、17,943百万円×0.05=897百万円になると算出できます。

この一年間だけ見れば、営業利益は701百万円 → 897百万円ということで、
約28%成長していることになります。
利益率が高くなるに従って利益成長率は鈍化してゆくのですが、
この方法で今後5年間の平均成長率を計算してみると、約25.6%となり、
「今後5年間は25%成長を持続できる」と考えたわけですね。

また、不明な点などありましたらお気軽にコメントいただけたらと思います。
今後ともよろしくお願いします。

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