自分の勝ちパターンを見つけよう

こんにちは、ゆうゆーです。

どのような分野においても、長きに渡り成功している方というのは、
自分の勝ちパターンというものを持っているような気がします。

私の趣味でもあるテニスという競技においても、
過去の名だたる名プレーヤーたちが、
みんな同じようなプレースタイルであったわけではありません。

例えば、ボルグは素晴らしいストロークのコントロールを持っており、
マッケンローは天才的なボレー技術で、ボルグと対等に渡り合ってきました。

ベッカーは、ビッグサーブを武器に次々とノータッチエースを重ね、
エドバーグは、美しいサーブ&ボレーで観客を魅了しました。

サンプラスは、サーブ、ストローク、ボレーの全てを高いレベルでこなし、
アガシは、強烈なフォアハンドとバックハンドで相手を振り回しました。

フェデラーは、美しいまでの引き出しの多さでウィンブルドンを5連覇し、
ナダルは、脅威のフットワークと安定したストロークで全仏を6度制しました。

みんな、実にさまざまなプレースタイルで世界一になっています。
ストロークの威力では、世界でトップ10に入る実力さえ持っていなくても、
ウィンブルドンで優勝することは可能だと思います。
極端な話、私よりもドロップショットが下手であっても、
全仏オープンで優勝することだって不可能ではないと思っています。

ただ、どんなプレースタイルの選手であれ、偉大な選手に共通しているのは、
みんなそれぞれ自分の「勝ちパターン」を明確に持っており、
そのパターンでの勝負にこだわっている、ということです。

強くなるためには、どのようなプレースタイルでないといけない、
ということはないと思います。
ただ、強い人でプレースタイルが定まっていない人は、一人もいません。
大切なのは、自分の得意とする勝ちパターンを身につけることであり、
自分の勝ちパターン以外では勝負しないことだと思います。

パワーは要らないと思います。
それより大事なのは、 自分の「形」を持っているかどうかです。
【イチロー】


テニスの試合会場で、とても上手なシード選手を見かけました。
その選手は、パワーこそ無いものの、ドロップショットにトップスピンロブ、
ショートクロスなどを巧みに使い分け、
フェデラーのような美しいテニスで勝ち上がってきています。

それを見た私の後輩は、次のように言いました。
「ああ、やっぱり強い選手は何でもできるんだなぁ・・・。
 僕もドロップショットやトップスピンロブも打てるようにならないと!」

私は思わず、「いやいや、違うんじゃないか?」と言ってやりました。
そのシード選手は、そういう勝ちパターンを持っているに過ぎず、
そのパターンでないと自分がシード選手になれないわけではありません。

後輩は、例えば不器用だけれどスタミナだけには自信があるタイプなら、
それを活かすような、全く別の勝ちパターンを見つければいいのです。

仮に、フェデラーが昔のナダルのように粘りを武器に戦っていたとしたら、
おそらくウィンブルドンで一度も優勝できなかったと思いますし、
ナダルがフェデラーのような華麗なテニスにこだわって全仏を戦っていたら、
いくらクレーキングと言えど、一度も全仏を獲れなかったと思います。

前置きが長くなりましたが、この考え方は株式投資にも共通するはずです。
利益の出し方は、一つだけではありませんね。

デイトレだからダメ、スイングだからダメ、中長期投資だからOK、
テクニカル投資だからダメ、ファンダメンタル投資だからOK、
などといった見方は、視野が狭いのかもしれません。

「そのやり方が、自分にはよく分からない」というのであれば分かりますが、
それぞれの世界で成功している人間がいる以上、
それそのものを否定することはできないのではないか、と思います。

これはテニスで言えば、自分はストロークが得意なプレーヤーで、
ボレーはいくら練習しても上手くならないからと言って、
ボレーで勝負するタイプのプレーヤーを認めないことと同じですね。

ちなみに昔の私は、デイトレは全てギャンブルだと思っていましたので、
正直、視野が狭かったと思っています。
このブログの昔の記事を読んでも、そんな様子がうかがえますね・・・。

テクニカル派であれ、ファンダメンタル派であれ、融合派であれ、
「このやり方で利益を出せる!」という自信を自分が持てるのであれば、
それがその人にとっての最適なやり方なんだと思います。

このような、自分の強みを活かした「勝ちパターン」を見つけることが、
長きに渡って成功し続けるための第一歩ではないでしょうか?

コメント

勝ちバターンは
ゆうゆーさん、いつも楽しい記事ありがとうございます。

勝ちバターンの話は企業そのものにも当てはまるように思います。私が企業分析する中で面白いと感じたのは「サイゼリヤ」と「餃子の王将」の違いです。
サイゼリヤは、現場に包丁がありません。セントラルキッチンを極めた形態で、野菜などは全て工場でカットします。このやり方によって「簡単に誰でも」レストラン運営が可能となり、ロープライス戦略を支えています。
一方「餃子の王将」は現場調理・現場裁量が基本です。店舗ごとに自由なメニュー開発も許しており現場の個性・知恵を最大限に活かそうとしています。これにより他の店にない活気・味を生み出します。
このように真逆を目指す2社ですが、実はどちらも儲かっています。
つまり、勝つ企業に必要なのは小手先のコンセプトよりも、いかに徹底できるかの方が重要で、実はどの方向にも勝ちパターンはあるのだと思います。
#何でも企業の話にしてしまい恐縮ですが・・・
Re: 勝ちバターンは
すぽさん、こんにちは。

おっしゃる通り、企業そのものにも勝ちパターンはありそうですね。
私は、サイゼリヤにも王将にもよく行きますが、
そういった戦略の違いは知りませんでしたので、とても勉強になりました。

ある「儲けパターン」さえ確立されてしまえば、それを長年繰り返すことで、
より効率的に、ドンドン進化してゆけるのでしょう。
そうやって獲得した盤石の高利益体質は、他社が形だけ真似たところで、
そう簡単には上手くいかないんだろうな、と思います。

ちなみに、すぽさんの投資手法はそういうところに目をつけるという、
確立された勝ちパターンを持っており、
その手法を、具体的な企業分析を通して読者へ公開するという、
ブログでの勝ちパターンも持っていますね。
流れ落ちる水の如く
今日もまた、大量の資金が何処からともなく一つ所に集まっては激しく流れ落ち、何処ぞやの大河へと合流して行くんでしょうね。この壮大なナイアガラの滝のように。
舞い上がる水煙が降らせる霧雨のような、ほんの僅かなお零れを頂いている。 今の自分はそんな感じ、でしょうか。

水の形態も様々。 大河の一部であれ水飛沫であれ葉に残る水滴であれ、潤うことが出来ればいいのかな、なんて、ゆうゆーさんのブログとナイアガラを観ていてそう思いました。
私も自分なりの喉の潤し方(=利益の出し方)、確立したいですね〜。まだまだ模索中で、何が何やら。今日はミクシィという飛沫でやや多めのお水が、ほんの短い時間でゴクゴク飲めたり(笑)。

因みに私もテニスを少々嗜むので、ゆうゆーさんの例えはなるほどな〜、と思いました。あと、アガシ好きだったな、とか。自分のプレースタイル、少しも確立出来ていないな、とか(笑)。 ムラがあるんですよね、全てにおいて。
Re: 流れ落ちる水の如く
ちえさん、こんばんは。

ナイアガラの滝ですか、私も一度はリアルで見てみたいです。
保有株の「ナイアガラの滝」なら何度も見ていますが(笑)

ちえさんの投資の方も、順調そうで何よりです。
私もそれなりの結果は出ていますが、投資での勝ちパターンは、
私もまだ固まっているかは分かりません。
今はそれなりに「これかな」というものを見つけられていますが、
これが、今後も絶対に崩れない保証などはないですね・・・。
ただ、たとえ崩れたとしても、その時はまた改良するのみです。

ちえさんはテニスもされるんですね。
テニスと株の共通点は、驚くほどたくさんあると感じます。
テニスでなくてもいいんですが、ある物事について極めている方は、
株式投資にも真剣に取り組めば、大成できる要素はあるのではないか、
と思っています。
究極は、「人生の勝ちパターン」を見つけたいですね。
はじめまして
こんにちは、30歳の妻子持ち、ディッキーと申します。
いつも楽しく拝見させていただいています。

私は証券会社でディーラーをしているのですが、
自分なりに研究して選んだ株を長期でも買っています。

投資について、妻にも参加してもらいたく、
配当利回りなど言葉の説明をするのですが、
理解できたのは株主優待のみでした笑

そこで質問をさせていただきたいのですが、
ゆうゆーさんは奥様に投資について
勉強してもらいたいと考えたことはありますか?
もしある場合、どのように勉強してもらいましたか?


ゆうゆーさんも同じかもしれませんが、
妻は投資にまったく興味がありません笑

もしよろしかったらお知恵をお貸しください。
Re: はじめまして
ディッキーさん、はじめまして。
現役のディーラーさんに興味を持っていただけて光栄です。

自分の家庭かと思うくらい同じような状況です(笑)
興味がない妻に教えるのは、そう簡単なことではないですね・・・。

参考になるか分かりませんが、一応私がやっていることと言えば、
「友人たちの中で最近流行っているものなどあれば、教えて欲しい」とは、
妻に伝えています。
すると、「ママ友たちで、近所のコメダ珈琲店によく行っている」とか、
「ツムラの漢方薬を、毎日欠かさず飲んでいる人がいる」とか、
「友達の影響で、娘がアナと雪の女王の映画を見たがっている」とか、
意外と面白い情報が返ってきたりします。

この情報が、時には実際の投資に結びつくこともありますので、
(もちろん、投資する前に自分で財務諸表を分析したりはしますが)
その株が上がっていることを伝えると、結構満足そうな表情をしています。
その儲けや優待などで、ご飯を食べに連れていってあげるなどすれば、
もう「投資をやめろ」とは言われなくなります(笑)

こういうところから、徐々に投資に興味を持ってもらえたらいいですね。
その上で、投資について妻から質問でもされれば教えるつもりです。
こちら側からいくら熱弁しても、おそらく右から左でしょう・・・。
まぁ、最終的には妻次第ということですね。

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