ゆうゆー想い出話[小学生編]

こんにちは、ゆうゆーです。

今回は久しぶりの株式投資以外の話ですので、株にしか興味のない方は、どうぞここでご退場くださいませ(笑)

今日は、私の小学生時代に印象に残っている話を書きたいと思います。題して「ゆうゆー想い出話[小学生編]」です。
いつか、[中学生編][高校生編][大学生編]も書けたらと思っていますので、どうぞ期待せずにお待ちください。


私はよく子供の頃、姉と従姉妹二人(家が近所)の四人で遊んでいました。学年で言うと、姉(小4)、従姉(小3)、私(小2)、従妹(小1)という感じです。正確に覚えていないので、もしかしたら歳は一つずつくらい違うかもしれません。

ある日、この四人で近所のドブ川に遊びに行きました。ドブ川と呼ばれているだけあって、結構大きくて汚いところです。
イメージとしてはこんな感じ(断面図)です。

 324.png

一番上の面(ここが通常の地面)から底面までの途中に、微妙に「段」があるのがお分かりいただけると思います。ここの段は、幅がだいたい20cmくらいで、人は普通に歩けません。横向きになれば歩ける程度の狭いところです。
他人とすれ違うのは至難の業ですが、可能は可能です。やっていましたから。

こんな所で、四人はよく遊んでいたんですよね。
なんだって子供は、こんな危険そうな場所で遊びたがるのでしょうかね・・・。

まぁ、この日も機嫌よく遊んでいたのですが、あろうことか、私が履いていたビーチサンダルを水面に落としてしまったのです。水は当然流れていますので、放っておけばどんどん遠くに流れていってしまいます。

もちろん、小2の私ごときにどうすることもできず、わんわん泣くのみでした。姉も、従姉妹も、一緒に泣いています。

でも、泣いている間もサンダルは流れていっています。
男の子は自分だけで、サンダルも自分のものなんだから自分で降りて取りに行けよ! と言ってやりたいところですが、私にそんな度胸はありません。

・・・すると、私の後ろで「ジャボン!」という音が。

なんと、従妹が水面に飛び降りたではありませんか!
そして、わんわん泣きながらも必死で私のビーチサンダルを追いかけ、追いつき、無事に拾って私のところまで戻ってきてくれ、渡してくれました。
ビーチサンダルも、その子自身も、ヘドロまみれです・・・。私は水面に触れてもいませんので、その子とは対照的なきれいな身体です(笑)

よりによって、四人の中で一番小さかった小1の女の子がやってくれるなんて・・・。
この子は、本当に優しくて正義感の強い子だったんですね。自分が情けなさ過ぎて、「ありがとう」の一言も出てきませんでした。


まぁ、この程度の話は誰でも子供の頃に経験しているものかもしれませんが、私はこの体験を、あれから25年経った今でも覚えています。
この従妹は、未だに私の中ではヒーローとして記憶されています。

私自身、「優しい」と言われることはたまにありますが、本当の意味での優しさは未だに持てていないんだと、自分でも分かっています。
本当の優しさとは、我が身を犠牲にしてでも人に優しくできることであり、私はやはり自分が可愛いばかりに、そこまでして人に優しくすることができません。言ってしまえば、弱い人間なんです。

小1の女の子にできることが、今の私にもできないんです。強く優しい人間になるというのは、今後の私の一つの目標です。

この、ひそかに私の憧れだった従妹もつい先日、結婚してしまったのですが、いつか機会があれば、この時のことを彼女に直接話してみて、あの時は癒えなかった感謝の言葉、「あの時はありがとうね」という言葉を、25年越しに伝えられればと思っています。
ただ、向こうはこの時の出来事を忘れてしまっている可能性は十二分にありますが・・・(笑)

コメント

ゆうゆーさん こんにちは。

私は、ゆうゆーさんがたまに書く投資とは関係ない話も好きですよ。

是非ぜひ大学生編までいって頂きたいですね(→ここに最低1名シリーズ化を希望する人間がいます 笑)

それにしても、その女の子は本当にたくましいですね。純粋さと優しさが理屈より先に自分を動かしたんでしょうか...

大人であってもなかなか誰かの為にそこまで出来ないものですからね。

子供の頃の思い出は今思えば些細なことでも鮮明に覚えていることも沢山ありますよね。

ちなみに私は小さい頃、山の上にある幼稚園に通っていて、休み時間にはよく木に登っては赤くて甘い小さな木の実を頬張っているような野性味溢れる子供でした。

(今は完全にインドアですがw)

当時、私はお腹をよく壊す子で下校時にウ◯チを漏らしそうになって、両親によく「早くトイレに行きなさい!」と怒られていました。

二十数年が経ち、当時のアルバムを見ながら、ふと懐かしいあの好物の赤い木の実の事を思い出して調べて見ました。

...調べてビックリしました。

その実は種に毒があり、食べるとお腹がゆるくなって下痢をするそうですww

どうりで小学校に上がってからお腹壊さなくなったわけです(苦笑)
ジャンヌダルクを彷彿させる勇敢な行動ですね。

Re: タイトルなし
カイトさん、こんにちは。

このような他愛ない記事にもコメントくださってありがとうございます。
いつも株式投資の記事だと息が詰まってしまうので、
たまにはこんな想い出話も交えながら、のんびりとやってゆきたいです。

正義感とか優しさとか、そういったものに自分が憧れているせいか、
このような想い出話は鮮明に記憶にインプットされているようです。
まぁ、かなり時間が経っているので多少美化されているかもしれませんが(笑)

カイトさんは木登りですか!
野性味あふれる子供だったんですね(笑)
私は木登りなど、度胸が足りなくてできませんでした。
そして、見たことのない木の実を食べるなど考えられないですね・・・。

でも、カイトさんくらい大胆な方が世の中のいろいろなことを学べるので、
大人になって役に立っているのかもしれませんね。
四六時中、親が子供の安全のために付き添っているのも本当に良いのかどうか、
考えさせられます。
Re: タイトルなし
ホネさん、はじめまして。

実は、いざという時の勇気は女性の方が持っているものなのかもしれませんね。
こんばんは。
ゆうゆーさん、こんばんは。

幼少期の出来事や思い出が自分の人格形成に繋がっているなと思い読んでいました。

個人的にも幼少期の出来事が、少なからず自分の人格に影響していると感じます。
私には4才と2才の子供がいますが、良い思い出になる経験をしてもらいたいな、また、親の愛情をたっぷりと注ぎたいと思います。
Re: こんばんは。
としさん、こんばんは。

おっしゃるとおりだと思います。
また、子供は親の知らないところでも、いつしか親が思っている以上に
いろいろな経験を通して学んでいるものなのでしょうね。

私もまだまだ小さい子を持つ親ですので、たっぷり愛情を注ぎつつ、
「可愛い子には旅をさせよ」を忘れずに、子育てをしてゆきたいです。

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