全仏オープン「錦織-ツォンガ戦」を見て

こんにちは、ゆうゆーです。

このブログの読者さまの多くは個人投資家さんであることを知りながら、テニスの話題を連続してしまって申し訳ありません。

ただ、今回の話は投資にも全く活きないわけではないと思いますので、どうぞ最後までお付き合いいただけたら幸いです。


昨日は家に帰るなり、妻がフルテンションで話しかけてきました。夜中の4時くらいまで続いていた試合を、なんと生で最後まで見たそうです。

「錦織くんの試合、凄かったよ! 私一人で大声出して応援してたし!」
「凄すぎて鳥肌たった。録画しといたからゆうゆーも見て!」

と言われ、ソッコーでテレビの前に座らされて上映会が強制的に始まりました。
実は、妻は私以上にテニス馬鹿なのでした(笑)

確かに、見どころがたくさんあって白熱した試合でした。
結果はご存じの通り、1-6、4-6、6-4、6-3、3-6で負けてしまいましたが、本当に勉強になる試合でした。

以下、この試合に関するゆうゆーの勝手な論評です。



この勝負のカギは、第二セットにあったように私は思いました。
第一セットは、錦織くんは少し悪かったのですがそれ以上にツォンガが凄くて、これを落としたのはまぁやむを得なかったかな・・・と思います。

第一セットを終えた時点では、スコアは1-6という大差であったものの、錦織くんがそこまで悪いとは思いませんでした。

ところが、第二セットに入ったあたりから明らかにミスが増えてきました。
そのミスというのも、ラリーの中で一定の確率で必ず出るようなミスではなく、普段なら明らかにしないような、メンタルが原因のミスだったのです。

一本のミスにがっくり肩を落とし、明らかに焦りを感じている様子でした。そして、その焦りがまた次のミスを引き起こしているように見えるのです。


思い返せば三回戦でも序盤、相手のエースがバンバン決まって苦戦しましたが、この時はポイントを連続で取られても決して切れることなく、我慢して我慢して、たった一度のチャンスを見事モノにして、7-5で取りました。

三回戦の勝利のキーは、間違いなく第一セットでした。これで勝利を大きく引き寄せたと、錦織くん自身もインタビューで言っています。

ただ、三回戦では我慢できていたものが、準々決勝ではちょっと早めに我慢の限界が来てしまったんですね・・・。二セット目の途中には、ラケットを投げてしまうシーンもありました。

もちろん、三回戦とは相手の格も違いますし、相手は地元ということで観客の声援も大きく、錦織くんにとっては完全アウェー、また(お互い様ですが)風が強かったのもメンタルに影響したかもしれません。

結局、第二セットはこのまま2ブレークダウンを許してしまい、ここで強風による看板落下の影響で試合は一時中断となりました。

そして、この中断により錦織くんは冷静さを取り戻したのでしょうか、再開後は見違えるような素晴らしいプレーの連続です。
これぞ、本来の錦織選手のプレーです。

ただ、さすがに2ブレークダウンは重かった・・・。1ブレークは返すものの、結局このセットを4-6で落としてしまいます。

結果論にはなりますが、この2ブレークダウンが痛かったですね(>_<)
せめて1ブレークダウンなら、再開後に追いつけたわけですから、その後の錦織くんの勢いを考えると第2セットを取れた可能性は高かったわけで、つまりはこの試合に勝っていたのではないか? と思うのです。

第二セットの我慢が、この試合のキーだったような気がしてなりません。

第二セットを戦っている段階では、第三、第四セットをあんな形で取れるなんて全く思ってもいないわけです。
もしも、第二セットで一つ目のブレークを許した時に、「苦しいけれど、二つ目のブレークさえ許さなければ、この試合は勝てる!」と思えていれば、第二セットはもっと我慢できたのではないかと思います。

苦しくても苦しくても、我慢することがいかに大切か? ということを、錦織くんのこの試合と、三回戦の試合から私は学ばせていただきました。

もちろん、錦織くんは私などとは比べ物にならないくらいの遥か高いレベルでこの我慢比べをやっていることは、言うまでもありませんが・・・。



今は、全体相場や周りの投資家たちが続々と良いパフォーマンスを出し続ける中、それに全くついていけない自分がいるのですが、そんな今こそ、今回の試合で学んだことを活かさなければならない時ですね。

とにかく我慢して、我慢して、自分の今できるベストを尽くすのみです。
そして、自分の今できるベストとは、やはり「保有企業の業績見通しは明るいままであることを確認する」ことと、それが確認できれば「保有し続ける」ということだけです。

今日も、フジコーポの月次が相変わらず順調であることが確認できました。故に、保有し続けることが私にとってのベストであります。
株価の方は相変わらず冴えませんが、そんなこたぁ~どうでもいいのですよ(笑)

ヒットが出ているからといって状態がいいというわけでもないし、ヒットが出ていないから悪いというわけでもない。
【イチロー】

買った株が上がったというだけで、あなたが正しいということにはならない。
買った株が下がったというだけで、あなたが間違っていたということにもならない。
【ピーター・リンチ】


テニスも投資も、成功の秘訣の半分は自分自身のコントロールにあります。私は、日はまた昇ることを信じて常にベストを尽くし続けます。
仮にそれでも永久に日が昇ることがないならば、だからどうということはなく、ベストを尽くし続けた自分を誇りに思うだけですね。

結果がどうだったかで自分自身を評価するのではなく、ベストを尽くし続けられたかどうかで自分自身を評価したいのです。
ここで言うベストというのは、結果を出すためのベストの方法という意味です。

テニスの試合だって、自分の全てを出し切った結果負けたのならばそれはそれで仕方がなかったと思えますし、自分を褒めてよいと思いますからね。

逆に、たとえ試合には勝ったとしても、その試合内容が自分の理想とかけ離れていたのであれば、それは真摯に反省しなければならないことは言うまでもありません。

自分がどんなに最高の出来でも、相手が強すぎれば負けるのがテニスです。
どんなに良い銘柄をどんなに安く買えても、需給が悪ければ下がるのが株価です。
対戦相手や株価の動き(他人の売買行動)は制御できませんが、自分の動きならば、自分の努力や心掛け次第で制御できるはずです。
故に、これを目標にする方が理に適っていると思うわけです。

僕はいつも一生懸命プレイしようとしているけど、今日は結果が出ませんでした。でも、そのことを悔やんでもいないし、恥ずかしいとも思っていません。
なぜなら、全力を尽くしたからです。
【イチロー】

コメント

No title
ゆうゆーさん、こんばんは。

私はテニスについてはそれほど詳しくないのですが、いつものようにWBS観てから寝ようか、とテレビつけたら丁度試合やってて、好試合だったのでそのまま4セット終了まで観てしまいました。

おかげで翌日、会社に遅刻しかけました(危)。

素人目線の感想になりますが、錦織選手が思いのほか絶不調でミスを連発していたのに対し、相手のツォンガ選手がミスも少なく自分のプレイができ絶好調だったように思いました。

それに看板落下のタイミングが絶妙だったので(^^;;、そのあと錦織選手が復活してしまい、観客としては最後まで見応えある好ゲームになりました。

※たらればで語ると、看板落下が早かったらゆうゆーさんの書いているように2セット目を取れて勝った可能性もありますし、そもそも看板が落ちてなければストレート負けという可能性もあったように思います。。

先日の杉山愛さんの例えに一番近い銘柄はDvxでしょうか?コンスタントに何十年も結果を出し続けているスゴイ実績があるのに、人気(株価)のほうはなかなか上がってくれない点とか・・・。

まぁ目立つ舞台で派手な活躍するほうが人気がでるものですし、コンスタントな実績は地味なので、通な人くらいにしか最初は評価されないなんてことは、よくある気がします。
将来、多くの人に評価されるようになるまで、私はDvxの株をやさしくホールドし続けようと思っています(笑)
No title
初めてコメントさせて頂きます。

自分が夢中になっている株に他人が見向きもしない状態が続いたら・・・何だか自分が間違っているようで不安になってきますよね。しかし、ファンダメンタルズさえ良好なら、必ず報われる。私はそう思っています。
ピーター・リンチも確かこういう事言っていましたし(笑)
Re: No title
KIRINさん、こんにちは。

よく4セット目終了時点で見るのをやめられましたね(笑)
私がもし生で見てたら、最後まで見ずにはいられなかったと思います。

ツォンガのミスは少なかったですね~。
ツォンガは、ウィンブルドンの試合を何度か見たことがありますが、
もっとアクロバティックなプレーを連発している印象でした。
まさかあんなに堅実なテニスだったとは・・・。

まぁ、看板落下のタイミングなんてそれこそ誰も制御できませんので、
結果はどう転んでもおかしくなかったと言えばそうなんですけどね。

DVxも実績は出し続けていますが、前年比+50%成長などの派手さはほとんどなく、
成長が地味すぎてほとんど注目されていない中、
気付けば28期連続増収増益という記録にも残る実績を出している部分は、
確かに杉山愛にそっくりですね。

自分の保有銘柄を見れば、自分が杉山愛に惹かれるのも分かる気がします(笑)
KIRINさんもそうなのですね。
短期間で億万長者になれる派手さはありませんが、
まさに会社の成長に合わせて、自分の資産も成長させてゆけたら良いですね。
Re: No title
O.Aさん、はじめまして。

ピーター・リンチも確かにそのようなことを言っていますね。
ピーター・リンチの言葉は、単に理論的な面だけから投資を語るのではなく、
心理的な面も考えた言葉が素晴らしいと思います。
確かに、自分の保有銘柄だけ上がらないという状態が続いたら、
他の人が正しくて、自分が間違っているのでは・・・と普通は思いますもんね。

彼らの言葉の助けを借りながら、これからも忍耐強くやってゆこうと思います。

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