こんにちは、ゆうゆーです。
本日は、我がポートフォリオの主力銘柄であるBS11の3Q決算発表がありました。その決算の数字については、まず第一印象を言えば、「許容範囲内ではあるが、うーむ・・・」といったところでしょうか。
こうやって毎回毎回、四半期決算の数値をおおよそ予想しては、予想を裏切られることの繰り返しです。
良い方へ裏切られることもあれば、悪い方へ裏切られることもあります。当たることはほぼありません。
今年に限っては、悪い方へ裏切られることの方が多いんですけどね・・・(涙涙)
ALサービスのように、いつも予想通りの順調な決算を出してくれるところもあるにはありますし、欲を言えばそういう銘柄が理想ではあるのですが、まぁ~そんな銘柄は本当に珍しいですね・・・。
四半期決算の数値を予想し、それが外れるたびに毎回思うのですが、四半期決算予想を的中させるのは至難の業なんですよね。
月次売上などが出ていれば、それを基にある程度は予測可能でしょうが、そういう材料でもない限り予想してもそうそう当たるものではありません。
となると、次はこんな疑問が出てくると思います。
直近の四半期決算さえ予測できない人間が、5年後のことを予測できるのか? これができないなら、ファンダメンタル投資など無意味ではないか?
こんな声が聞こえてきそうですが、この疑問に対しては、直近の四半期業績を予測するより、5年後の成長を予測する方がはるかに簡単だと、私は答えたいですね。
ただ、これには少し注釈が付きます。
5年後の業績を正確に予測すること、これはまず不可能な芸当です。今期のEPSが100円だとして、5年後のEPSが200円になるか、はたまた250円か、これを当てることはそう簡単ではありません。
しかし、5年後のEPSは今よりも大きく伸びている、という程度の予測ならば、絶対とは言わないまでも、かなり高い確率で当てられると思っています。(というより、当てられそうな銘柄を選ぶわけですが・・・)
これは、明日の売上高が今日の売上高と比較してどうなるか? ということよりも、ずっと高い精度で当てる自信があると断言できます。近い将来よりも、遠い将来の方が予測しやすいということですね。
とは言っても、30年後のように遠すぎるのも逆に予測が難しいと思いますが・・・。
そういうわけで、四半期決算発表に関しては、決算発表前に「逃げるべきか、持ち越すべきか?」をあれこれ考えるよりも、決算発表後に決算書なり決算説明資料をよく読み、5年後の予測に変わりがないかを確認することの方が、よほど大切なことですね。
今回のBS11の決算は、一見する限り冒頭に述べたような印象ですが、これはあくまで第一印象に過ぎません。
また、第一印象が良いから買おう、悪いから売ろうとしても、それはもう株価には織り込まれた後であり、無駄な努力でしょう。
そんなことよりも、決算説明資料をよく読み、IRに問合せをするなどして、5年後のこの企業のイメージを再構築することを怠らないようにしたいですね。
ちなみに、BS11については決算説明資料にざっくり目を通してみた結果、次のような結論を出しています。
その企業の5年後のことは、3ヶ月後のことに比べて予測しやすい上に、それが株価に織り込まれている可能性もかなり低く、これを利用しない手はない! という考えで、私は今の投資法に行き着いています。
本日は、我がポートフォリオの主力銘柄であるBS11の3Q決算発表がありました。その決算の数字については、まず第一印象を言えば、「許容範囲内ではあるが、うーむ・・・」といったところでしょうか。
こうやって毎回毎回、四半期決算の数値をおおよそ予想しては、予想を裏切られることの繰り返しです。
良い方へ裏切られることもあれば、悪い方へ裏切られることもあります。当たることはほぼありません。
今年に限っては、悪い方へ裏切られることの方が多いんですけどね・・・(涙涙)
ALサービスのように、いつも予想通りの順調な決算を出してくれるところもあるにはありますし、欲を言えばそういう銘柄が理想ではあるのですが、まぁ~そんな銘柄は本当に珍しいですね・・・。
四半期決算の数値を予想し、それが外れるたびに毎回思うのですが、四半期決算予想を的中させるのは至難の業なんですよね。
月次売上などが出ていれば、それを基にある程度は予測可能でしょうが、そういう材料でもない限り予想してもそうそう当たるものではありません。
となると、次はこんな疑問が出てくると思います。
直近の四半期決算さえ予測できない人間が、5年後のことを予測できるのか? これができないなら、ファンダメンタル投資など無意味ではないか?
こんな声が聞こえてきそうですが、この疑問に対しては、直近の四半期業績を予測するより、5年後の成長を予測する方がはるかに簡単だと、私は答えたいですね。
ただ、これには少し注釈が付きます。
5年後の業績を正確に予測すること、これはまず不可能な芸当です。今期のEPSが100円だとして、5年後のEPSが200円になるか、はたまた250円か、これを当てることはそう簡単ではありません。
しかし、5年後のEPSは今よりも大きく伸びている、という程度の予測ならば、絶対とは言わないまでも、かなり高い確率で当てられると思っています。(というより、当てられそうな銘柄を選ぶわけですが・・・)
これは、明日の売上高が今日の売上高と比較してどうなるか? ということよりも、ずっと高い精度で当てる自信があると断言できます。近い将来よりも、遠い将来の方が予測しやすいということですね。
とは言っても、30年後のように遠すぎるのも逆に予測が難しいと思いますが・・・。
そういうわけで、四半期決算発表に関しては、決算発表前に「逃げるべきか、持ち越すべきか?」をあれこれ考えるよりも、決算発表後に決算書なり決算説明資料をよく読み、5年後の予測に変わりがないかを確認することの方が、よほど大切なことですね。
今回のBS11の決算は、一見する限り冒頭に述べたような印象ですが、これはあくまで第一印象に過ぎません。
また、第一印象が良いから買おう、悪いから売ろうとしても、それはもう株価には織り込まれた後であり、無駄な努力でしょう。
そんなことよりも、決算説明資料をよく読み、IRに問合せをするなどして、5年後のこの企業のイメージを再構築することを怠らないようにしたいですね。
ちなみに、BS11については決算説明資料にざっくり目を通してみた結果、次のような結論を出しています。
BS11の3Q決算は、利益こそ前年同期比ではマイナスですが売上はしっかり伸びており、基本の成長ストーリーは揺るぎなし。減益要因についても説明資料から分かる通り、この3Qに広告宣伝費を大きく増やしたことによる意図的なものなので「問題なし」と判断しました。
自信を持ってホールドです。
— ゆうゆー (@yuyutoushi) 2015, 7月 8
その企業の5年後のことは、3ヶ月後のことに比べて予測しやすい上に、それが株価に織り込まれている可能性もかなり低く、これを利用しない手はない! という考えで、私は今の投資法に行き着いています。
2015/07/08 (水) [ゆうゆー投資法]
ゆうゆーさん、こんばんは。
私も今日決算の日本BS放送など、
保有株の決算を懲りずに予想していましたが、
こういうものを当てることは、なかなか難しいものです。
一見、記事にもあります通り、
数年後の見通しなど、余計に難しそうに見えますが、
ゆうゆーさんの成長シナリオのカテゴリを踏まえて、
例えば店舗数の伸長率などを加味して、
概算で計算をするだけでも大きな成長のトレンドを
つかむことができますよね。
そしてそういうわかりやすい銘柄を
選ぶことも大事なのでしょうね。
そういう意味ではALサービスなどはとても良い銘柄ですね。
(って気が付くのが遅いわけですが・・・)
市場は荒れていますが、
私も適切にリスクとリターンの兼ね合いを注視しつつ、
出来るだけ冷静に淡々と対応していきたいものです。
日本BS放送は、短信を見て大まか問題なしと判断しましたが、
費用増の構造に確信が持てなかったので、
△~○としていましたが、
説明資料がアップされ、
自信を持って○といえるようになりました。
市況が荒れていることもあり、
どうなるかわかりませんが、
ファンダメンタルズがしっかりしている限り、
きちんとホールドしておきたいものですね。
いつも参考になる記事をありがとうございます。
私も今日決算の日本BS放送など、
保有株の決算を懲りずに予想していましたが、
こういうものを当てることは、なかなか難しいものです。
一見、記事にもあります通り、
数年後の見通しなど、余計に難しそうに見えますが、
ゆうゆーさんの成長シナリオのカテゴリを踏まえて、
例えば店舗数の伸長率などを加味して、
概算で計算をするだけでも大きな成長のトレンドを
つかむことができますよね。
そしてそういうわかりやすい銘柄を
選ぶことも大事なのでしょうね。
そういう意味ではALサービスなどはとても良い銘柄ですね。
(って気が付くのが遅いわけですが・・・)
市場は荒れていますが、
私も適切にリスクとリターンの兼ね合いを注視しつつ、
出来るだけ冷静に淡々と対応していきたいものです。
日本BS放送は、短信を見て大まか問題なしと判断しましたが、
費用増の構造に確信が持てなかったので、
△~○としていましたが、
説明資料がアップされ、
自信を持って○といえるようになりました。
市況が荒れていることもあり、
どうなるかわかりませんが、
ファンダメンタルズがしっかりしている限り、
きちんとホールドしておきたいものですね。
いつも参考になる記事をありがとうございます。
まるのんさん、こんにちは。
企業をランダムに選んで、この企業は5年後どうなっているか?
と聞かれると、その判断はとても難しいのですが、
5年後に今よりも大きく成長している企業を選べ、ということであれば、
難易度はぐっと下がってきますね。
ALサービスなどは、初めて知った時から今後の成長にはほとんど疑念を
持っていませんでしたし、実際その通りに成長しています。
そして、まず間違いなく今後も成長し続けるでしょう。
まぁ、株価(PER)も昔と比べてずいぶん高くなってしまいましたので、
株価がどのようになってゆくかは、少し予想が難しいところではありますが・・・。
BS11は、スポット収入・タイム収入共に伸びていて安心しましたね。
利益面こそ減益ですが、決算説明資料を読んで私もスッキリしました。
BS11は決算説明資料が分かりやすく、分析しやすいので良いですね。
市場こそ不安定になってきているようですが、
本当に怖いのは株価の下落よりも、自分自身のメンタルの崩壊の方でしょう。
割安成長株投資の初心を決して忘れずに、この相場を乗り切りたいですね。
企業をランダムに選んで、この企業は5年後どうなっているか?
と聞かれると、その判断はとても難しいのですが、
5年後に今よりも大きく成長している企業を選べ、ということであれば、
難易度はぐっと下がってきますね。
ALサービスなどは、初めて知った時から今後の成長にはほとんど疑念を
持っていませんでしたし、実際その通りに成長しています。
そして、まず間違いなく今後も成長し続けるでしょう。
まぁ、株価(PER)も昔と比べてずいぶん高くなってしまいましたので、
株価がどのようになってゆくかは、少し予想が難しいところではありますが・・・。
BS11は、スポット収入・タイム収入共に伸びていて安心しましたね。
利益面こそ減益ですが、決算説明資料を読んで私もスッキリしました。
BS11は決算説明資料が分かりやすく、分析しやすいので良いですね。
市場こそ不安定になってきているようですが、
本当に怖いのは株価の下落よりも、自分自身のメンタルの崩壊の方でしょう。
割安成長株投資の初心を決して忘れずに、この相場を乗り切りたいですね。
こんにちは。BS11の3Q決算、特に問題が見当たりませんので、私もほっとしています。
非常に基本的な質問で申し訳ないのですが、減益要因について一つお聞きしたいです。
短信と資料を読むと、広告宣伝費を含む販管費は前期比+20.0%とやや伸び率が高いものの、それらを遥かに上回るほど売上が伸びており、営業利益は前期比+15.3%と好調のように見えます。
3Qの純利益が減益となった主な理由は、資料にある通り
>法人税等の増加・・・+216百万円
>2015年8月期に繰越欠損金を解消し税負担が増加
という会計上の理由だと思うのですが、広告宣伝費の伸びによる減益、と読み取るためにはどの数字を読めばいいのかわかりません。
広告宣伝費の伸び+105万円(と販売促進費+27百万円)がなければ法人税等の増加分すらも吸収して増益となったはずだ、ということでしょうか?
的外れな質問でしたらごめんなさい。
ちなみに法人税等の増加がなかったとしたら16.8%の増益ですので、素晴らしい数字ですね。
非常に基本的な質問で申し訳ないのですが、減益要因について一つお聞きしたいです。
短信と資料を読むと、広告宣伝費を含む販管費は前期比+20.0%とやや伸び率が高いものの、それらを遥かに上回るほど売上が伸びており、営業利益は前期比+15.3%と好調のように見えます。
3Qの純利益が減益となった主な理由は、資料にある通り
>法人税等の増加・・・+216百万円
>2015年8月期に繰越欠損金を解消し税負担が増加
という会計上の理由だと思うのですが、広告宣伝費の伸びによる減益、と読み取るためにはどの数字を読めばいいのかわかりません。
広告宣伝費の伸び+105万円(と販売促進費+27百万円)がなければ法人税等の増加分すらも吸収して増益となったはずだ、ということでしょうか?
的外れな質問でしたらごめんなさい。
ちなみに法人税等の増加がなかったとしたら16.8%の増益ですので、素晴らしい数字ですね。
kickzoneさん、こんにちは。
決算短信に載っている数字は3Qまでの累計の数字であり、
累計で見るならば、営業利益も確かに+15.3%の増益となっていますね。
また、純利益が減益となっている理由はkickzoneさんのご指摘の通り、
繰越欠損金の解消の影響で間違いありません。
減益と書いたのは、あくまで3Q単独で前年3Qと比較した営業利益のことです。
これは、3Qの数字から2Qの数字を引くことで算出できます。
(前期3Q営業利益:447百万円、今期3Q営業利益:411百万円)
尚、3Q単独の営業利益が減益となっている理由については、
決算説明資料の7ページ目に載っている表を、2Qのものと比較してみれば、
広告宣伝費が大幅に増えていることが確認できると思います。
前期も2Q→3Qで増えていますが、増え方が今期の方が大きいということです。
もちろん、私も細かな数値までしっかりと計算したわけではなく、
大まかにしか捉えていませんが、おおよそこんなところだろうと思っています。
また、何か分からない点がありましたらお気軽にご質問くださいね。
決算短信に載っている数字は3Qまでの累計の数字であり、
累計で見るならば、営業利益も確かに+15.3%の増益となっていますね。
また、純利益が減益となっている理由はkickzoneさんのご指摘の通り、
繰越欠損金の解消の影響で間違いありません。
減益と書いたのは、あくまで3Q単独で前年3Qと比較した営業利益のことです。
これは、3Qの数字から2Qの数字を引くことで算出できます。
(前期3Q営業利益:447百万円、今期3Q営業利益:411百万円)
尚、3Q単独の営業利益が減益となっている理由については、
決算説明資料の7ページ目に載っている表を、2Qのものと比較してみれば、
広告宣伝費が大幅に増えていることが確認できると思います。
前期も2Q→3Qで増えていますが、増え方が今期の方が大きいということです。
もちろん、私も細かな数値までしっかりと計算したわけではなく、
大まかにしか捉えていませんが、おおよそこんなところだろうと思っています。
また、何か分からない点がありましたらお気軽にご質問くださいね。
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