こんにちは、ゆうゆーです。
先日、猫。さんからコメントをいただきました。
内容としては、「ここ数年で株価も高くなってきましたが、ゆうゆーさんなら今からでも株式投資を始めますか?」というものです。
確かに、アベノミクス前の日経平均8000円時代を体験している者からすれば、今の日経平均は大きく上昇して割高になってきた印象を受けますよね。故に、「今から株式投資を始めるのは危ないのではないか?」と思ってしまうのも無理はないと思います。
これについてまず結論から申し上げますと、「もちろん、今からでも株式投資を始めます」というのが、私の答えになりますね。
というのも、これは私独自の見方に過ぎませんが、今の日経平均はほぼフェアバリューか、どちらかというと割安なくらいだと考えているからです。
現時点での日経平均のPBRは1.27倍、PERは15.3倍です。日経平均は景気循環株なのでPERは無視し、PBRだけ見ても決して高くありません。
昔のバブルの絶頂期では6倍くらい、2007年のプチバブルの頃でもPBRは2倍を超えていましたからね。それを思えば、今のPBR1.3倍なんて安いものです。
ちなみに、過去30年間の中でも最も割安だったであろう民主党政権時代でも、PBRは0.9倍程度までしか下がっていません。
これが、「今の日経平均はどちらかというと割安だ」と私が考えている根拠です。実にシンプルですよね(笑)
無論、日本企業全体の成長率が過去とは大きく変わっていますから、一概にPBRだけで比較するのは適切ではなく、あくまで「何となく」に過ぎないことは付け加えておきます。
そうは言っても一応は絶対評価ですので、「以前よりも大きく上昇したから、今は割高なのではないか?」という相対評価よりは適正に評価できていると思っています。
超割安なものが上がって割安になることも、適正なものが上がって割高になることも、割高なものが上がって超割高になることも有り得ますからね。
日経平均8000円の時代に比べれば確かに魅力は薄れているでしょう。が、その頃が異常なほど安すぎただけで、今でも十分に魅力はあると思います。
もちろん、だからとって今後大きく下がる可能性が低いとは一言も言っていませんのであしからず・・・。
ちなみに、私はどれだけ日本の株式市場が割高になっても、市場から完全に撤退するつもりは今のところありません。キャッシュポジションを増やしたり、日経平均やTOPIXのベア型ファンドを併用しながら、割高な個別株への投資を続けてゆくと思います。
尚、ここでは投資を始めるタイミングとしてはどうか?といった時期的なものに焦点を当てて書きましたが、実際問題としてはいつ始めるかよりも、本人が株式投資に対する最低限の適正を身に付けているか、といったことの方がはるかに重要だと考えています。
きちんと適正を身に付けていれば、いつ始めたとしても結局は成功を収められるでしょうし、適正を身につけていない人が株を始めれば、たとえ2012年9月という絶好のタイミングで参加していたとしても、いずれは退場する羽目になると思っています。
先日、猫。さんからコメントをいただきました。
内容としては、「ここ数年で株価も高くなってきましたが、ゆうゆーさんなら今からでも株式投資を始めますか?」というものです。
確かに、アベノミクス前の日経平均8000円時代を体験している者からすれば、今の日経平均は大きく上昇して割高になってきた印象を受けますよね。故に、「今から株式投資を始めるのは危ないのではないか?」と思ってしまうのも無理はないと思います。
これについてまず結論から申し上げますと、「もちろん、今からでも株式投資を始めます」というのが、私の答えになりますね。
というのも、これは私独自の見方に過ぎませんが、今の日経平均はほぼフェアバリューか、どちらかというと割安なくらいだと考えているからです。
現時点での日経平均のPBRは1.27倍、PERは15.3倍です。日経平均は景気循環株なのでPERは無視し、PBRだけ見ても決して高くありません。
昔のバブルの絶頂期では6倍くらい、2007年のプチバブルの頃でもPBRは2倍を超えていましたからね。それを思えば、今のPBR1.3倍なんて安いものです。
ちなみに、過去30年間の中でも最も割安だったであろう民主党政権時代でも、PBRは0.9倍程度までしか下がっていません。
これが、「今の日経平均はどちらかというと割安だ」と私が考えている根拠です。実にシンプルですよね(笑)
無論、日本企業全体の成長率が過去とは大きく変わっていますから、一概にPBRだけで比較するのは適切ではなく、あくまで「何となく」に過ぎないことは付け加えておきます。
そうは言っても一応は絶対評価ですので、「以前よりも大きく上昇したから、今は割高なのではないか?」という相対評価よりは適正に評価できていると思っています。
超割安なものが上がって割安になることも、適正なものが上がって割高になることも、割高なものが上がって超割高になることも有り得ますからね。
日経平均8000円の時代に比べれば確かに魅力は薄れているでしょう。が、その頃が異常なほど安すぎただけで、今でも十分に魅力はあると思います。
もちろん、だからとって今後大きく下がる可能性が低いとは一言も言っていませんのであしからず・・・。
ちなみに、私はどれだけ日本の株式市場が割高になっても、市場から完全に撤退するつもりは今のところありません。キャッシュポジションを増やしたり、日経平均やTOPIXのベア型ファンドを併用しながら、割高な個別株への投資を続けてゆくと思います。
尚、ここでは投資を始めるタイミングとしてはどうか?といった時期的なものに焦点を当てて書きましたが、実際問題としてはいつ始めるかよりも、本人が株式投資に対する最低限の適正を身に付けているか、といったことの方がはるかに重要だと考えています。
きちんと適正を身に付けていれば、いつ始めたとしても結局は成功を収められるでしょうし、適正を身につけていない人が株を始めれば、たとえ2012年9月という絶好のタイミングで参加していたとしても、いずれは退場する羽目になると思っています。
2015/12/27 (日) [ゆうゆー投資法]
ゆうゆーさん、ありがとうございました。
確かに株式投資の技量を身に付けていれば、開始時期はたいした問題ではないのかもしれませんね。長く続けていけば結局のところ損益はその人のレベルに集約していくのかもしれません。
そして長く株式投資を続けていけばバブルや大暴落を経験するかもしれませんが、その時こそ損益に大きな差が出るのではないかと思いますので、その時に備えてレベルアップしていきたいと思います。
また、その時(バブルや大暴落した時)のゆうゆーさんの対処方法やブログ記事も楽しみにしています。
確かに株式投資の技量を身に付けていれば、開始時期はたいした問題ではないのかもしれませんね。長く続けていけば結局のところ損益はその人のレベルに集約していくのかもしれません。
そして長く株式投資を続けていけばバブルや大暴落を経験するかもしれませんが、その時こそ損益に大きな差が出るのではないかと思いますので、その時に備えてレベルアップしていきたいと思います。
また、その時(バブルや大暴落した時)のゆうゆーさんの対処方法やブログ記事も楽しみにしています。
猫。さん、こんにちは。
たとえ恵まれた相場で一時的に大きく勝ったとしても、人間の欲というのは尽きないもので勝っているうちは止めることはしませんから、結局は大きく負けるまで続けることでしょう。
で、そこで止めてしまうか、それでもまだ続けるかは信念がモノを言うところであり、これこそが長期的な成功/失敗を分ける部分だと思いますね。
バブルはともかく、大暴落はあまり経験したいものではありませんが(笑)、ぜひその時を楽しみにお待ちいただけたらと思います。
たとえ恵まれた相場で一時的に大きく勝ったとしても、人間の欲というのは尽きないもので勝っているうちは止めることはしませんから、結局は大きく負けるまで続けることでしょう。
で、そこで止めてしまうか、それでもまだ続けるかは信念がモノを言うところであり、これこそが長期的な成功/失敗を分ける部分だと思いますね。
バブルはともかく、大暴落はあまり経験したいものではありませんが(笑)、ぜひその時を楽しみにお待ちいただけたらと思います。
自分は8月のチャイナショックの直前に株式投資を始めた初心者です。
株をやっている先輩がいまして、その先輩に教えてもらい株をはじめました。
先輩が株をやるんだったらTwitterをやった方がいいとか、〇〇さんのブログは参考になるとか、色々教えてくれました。その中にゆうゆーさんのゆうゆー投資ブログがありました。
最初は更新の新しいものから読んでましたが、物凄く面白い(為になる)ブログだと思い毎日チェックしています。
自分も大学の時、部活でテニスを頑張っていましたので、勝手に親近感が湧いています(笑)
今は一番最初からブログを読んでます。これからもブログの更新お願いしますm(_ _
ゆうゆーさん
こんにちは
今はそんな高くないは同意です。
でもそれより、結局”暴落が事前にわからないのであるなら”(自分にはわかりません)暴落時にどう振る舞えるか、そのために準備できるかは避けて通れぬテーマというのはもっと同意です。
そして偉大な投資家もそこまでではないけど儲かっている投資家も暴落はむしろ利用してたりしているように思えます。
きっと暴落を切り抜けられないと自分のステージは上がらないと感じてます。
こんにちは
今はそんな高くないは同意です。
でもそれより、結局”暴落が事前にわからないのであるなら”(自分にはわかりません)暴落時にどう振る舞えるか、そのために準備できるかは避けて通れぬテーマというのはもっと同意です。
そして偉大な投資家もそこまでではないけど儲かっている投資家も暴落はむしろ利用してたりしているように思えます。
きっと暴落を切り抜けられないと自分のステージは上がらないと感じてます。
だーのーさん、はじめまして。
そのように言っていただきありがとうございます。また、私のブログを薦めていただいた先輩の方にも感謝いたします。
全ての記事について一生懸命書いてきたと思っていますが、それでも昔の記事は稚拙な部分も多いと思います。また、納得できない内容などもたくさん出てくるはずです。
そういった部分については、ぜひご自身の考えを大切にしてくださいね。共感できる記事だけでも参考にしていただければ幸いです。
私も、人生の半分はテニスと共に歩んできたと言えるくらいですので、これからも何度もテニスの話題が登場することになろうかと思います。どうぞ今後ともお楽しみいただけたらと思います。
そのように言っていただきありがとうございます。また、私のブログを薦めていただいた先輩の方にも感謝いたします。
全ての記事について一生懸命書いてきたと思っていますが、それでも昔の記事は稚拙な部分も多いと思います。また、納得できない内容などもたくさん出てくるはずです。
そういった部分については、ぜひご自身の考えを大切にしてくださいね。共感できる記事だけでも参考にしていただければ幸いです。
私も、人生の半分はテニスと共に歩んできたと言えるくらいですので、これからも何度もテニスの話題が登場することになろうかと思います。どうぞ今後ともお楽しみいただけたらと思います。
FPかもめさん、こんばんは。
そうですね、暴落への備えは何よりも大事だと思います。
暴落が事前に予測でき、暴落が起きる前に撤退できるというのなら、それも一つの「暴落への備え」ですね。もちろん、それが確実にできるという根拠は必要ですし、そう簡単なことではないと思いますが・・・。
暴落を利用するという考え方は素晴らしいですね。投資家を大別すれば、市場の上げ下げに振り回される人間と、それを利用する人間がいると思います。
私たちは、利用する側の立場に立てるよう精進するのみですね。
そうですね、暴落への備えは何よりも大事だと思います。
暴落が事前に予測でき、暴落が起きる前に撤退できるというのなら、それも一つの「暴落への備え」ですね。もちろん、それが確実にできるという根拠は必要ですし、そう簡単なことではないと思いますが・・・。
暴落を利用するという考え方は素晴らしいですね。投資家を大別すれば、市場の上げ下げに振り回される人間と、それを利用する人間がいると思います。
私たちは、利用する側の立場に立てるよう精進するのみですね。
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