週間成績発表[181週目]

こんにちは、ゆうゆーです。

今週は、TOPIXの-2.0%に対し、ゆうゆーは+2.7%でした。

年初来では、TOPIXが-14.5%、ゆうゆーは-13.5%となり、
通算では、TOPIXが+16.2%、ゆうゆーは+164.4%となりました。

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今週はTOPIXに大きく勝ち越すことができ、久しぶりに年初来成績でも対TOPIXでアウトパフォームできています。

それもこれも、フジコーポ先生が東証一部上場を発表してくれたおかげです。
私自身、東証一部上場がこんなにも株価に好影響を与えることについて全く腑に落ちていないわけですが、唯一ありがたいのは「東証一部上場が発表されると、株価が上がってくれるケースが多い」という事実です。

これは単に精神的なものだけではなく、こうやって株価が激しく上下するということは、それだけ儲けるチャンスが巡ってくるということでもあります。(不合理な)株価の下落が買い増しチャンスであるならば、株価の上昇は一部利確チャンスであるはずです。

もちろん、今回の私のように「この程度の上昇では売れない」ということなら、見送っても何ら問題はありません。チャンスは年に一回だけと決まっているのならそれを逃すのはもったいないことですが、このチャンスを逃したからといって今後のチャンスの機会が減るわけではありませんからね。

ただ、前日比+12%から+5%にまで急降下したという事実を知らなければもっと喜べたはずで、そこは不可抗力ながら悲しい気持ちになると共に、このような思考になってしまう「人間の欲深さ」を改めて思い知らされます。自分のことですが(笑)

それでは、保有銘柄の定期点検に移ります。

■フジ・コーポレーション
先に述べた通り、東証一部上場の発表があり株価は大きく上昇しています。東証一部上場という勲章は、一部の企業においては信頼性という面で大きな役割を果たしますが、ことタイヤ屋さんとしてはどうでしょうか?

まぁ、どこぞの怪しいショップで買うよりは安心できるのでしょうが、販売店の信頼性はお客さんにとってそこまで重要な要素ではないような気はします。これが販売店ではなくメーカーだったら、信頼性(≒ブランド)は大きな価値ですけどね。

私にとって今回の件はファンダメンタルはほとんど変わらず株価だけが上がった状態なので、気持ちは一部売却に傾きつつあります。

■KeePer技研
今週は株主総会があり、社長ブログでもその内容に触れられています。谷社長にとってはなかなか感動的な総会だったようです。

私もいつか株主総会に出席し、生「谷社長」の言葉を聞いてみたいです。個人的には株主としてより、見習い経営者として偉大な先輩にいろいろ質問してみたいです。

また、さして重要でもないことかもしれませんが「株価が思ったようなレベルに維持できていないので」という言葉があり、社長自身も現状の株価には満足していないことが伺えます。裏を返せば、今の株価以上にレベルの高い会社なんだと自信を持っているように感じます。

■日本BS放送
来週末はいよいよ本決算の発表です。実は、この本決算発表は投資としての大きな転換点になる可能性があると思っています。

私のこの企業への投資において唯一かつ最大のネックは、4Kおよび8K対応のための設備投資(に伴う減価償却費)が、大きく利益を削ることになるかもしれない、という点です。だから焦点は4Qの数字ではなく、今期予想の方です。
増収予想で来ることはほぼ間違いないでしょうが、利益予想がどうでしょうかね。最低限、プラス成長予想は維持してほしいですが・・・。

■トレジャー・ファクトリー
特に書くことはありません。

■エスクリ
特に書くことはありません。

■三機サービス
こちらも1Q決算発表が再来週にまで迫っています。月次発表のない企業なので若干ドキドキはありますが、ライフの大型受注(前期4Qから)や猛暑という追い風も吹いていたように思いますので、そんなに心配はしていません。
ただ、株価は若干上がり気味なこともあり、そこの反応は予想できませんけどね。


先日、ハマの番長こと横浜DeNAベイスターズの三浦大輔投手がついに現役最後のマウンドに立ちました。三浦選手のことはそこまで詳しく知っているわけではなく、横浜には縁もゆかりもない私なのですが、なぜだかとても大好きな選手でした。

リーゼントがトレードマークでしたが、そこらのヤンキーと違い(そこらのヤンキーは大嫌いです。笑)野球に対しては本当にストイックであると共に、とても優しさというか温かみを感じる方だったように思います。

一つハッキリ言えることは、これは別にプロ野球選手に限った話ではありませんがどんなに凄い実績を残してきた人間でも、人柄が伴っていなければ私はその人のことを好きにはなれないし、尊敬もできないということです。

ブログではいっちょ前なことを書いている私ですが、現実は全然未熟な人間です。将来、三浦大輔さんのような人間になれるように経営成績や投資成績のみならず、人格ももっともっと磨いてゆかなければならないと強く思う次第です。

コメント

No title
ゆうゆーさん、こんにちは。

フジコーポは最近確かに上昇傾向になってますが、まだPERは13倍未満ですし安いくらいですよね。
PFの比率調整のために、もう少し上がれば一部売却もいいかなとは考えてますが、今年の冬にかなり期待しているのでしばらく動かずに保有し続けようと思ってます。

日経平均のジグザグな動きとは裏腹に、私のPFも最近調子が良いようで年初来をなんとか-3.8%まで戻しました。
エナフンさんの記事にあった「水槽の中で大物株だけを5匹飼う」という運用ができれば理想ですが、私はまだ絞り込める自信がないので安全運転重視で14銘柄(金魚鉢にナマズや深海魚まで飼ってる状態?)で運用しています。
Re: No title
KIRINさん、こんにちは。

おっしゃる通り絶対水準で見た場合、まだまだフジコーポは割安に見えますね。私の場合、既に保有比率22%(ブログ用)となっており、一銘柄に集中することのリスクも考えながらの慎重な判断を迫られそうです。

5匹飼ってそのうち1匹でも大物を釣り上げれば大きく資産を増やせますが、普通に考えれば5匹飼うより10匹飼った方が大物に巡り合える可能性も上がるので(運が良ければ複数の大物を釣り上げることも)、何銘柄に分散するかは悩ましいところです。

この辺のやり方を工夫するのも必要ですが、やはり一番大切なのは「企業(の将来性)を見抜く目を養う」ことなのでしょうね。結局は(汗)
No title
三機サービスの動きは決算次第かとは思いますが、同業他社がPER4~6倍台の状況の中、今後どのようにバリュエーション評価されていくのか注目の集まるところですね。

Re: No title
WEANINGさん、はじめまして。

今の成長性が維持できるなら今のPER12倍は妥当か、むしろ割安だと思っています。
同業他社がPER4~6倍台というのは、具体的にどういった会社を見られていますか?シンプロメンテなどは事業内容、成長性など似通っており、あちらはPER15倍~16倍のようです。
No title
御回答ありがとうございます。
シンプロメンテ、日本空調サービスなどと比べると三機サービスはPER的に安いと思います。
一方、広義の同業といえる東テクはPER6.6倍、オーテックはPER4.9倍となっております。施工がメインですがメンテもやっており、ここ数年は平均10%以上の成長をしています。
ストックビジネスに依存する割合の大きさがこのようなバリュエーションの違いを生み出しているのかなあ、と感じています。

Re: No title
WEANINGさん、こんにちは。

名前を挙げていただいた企業をざっと調べてみましたが、確かに安いですね。
おっしゃる通り、ビジネスモデルの違いが評価の差となっている部分は大いにありそうです。東テク、オーテックの方はそこそこ規模の大きな設備投資需要に依存しており、いわば不動産業に近いような評価のされ方になっている気がします。

あとは長期で見た場合の成長性でしょうかね。三機サービスは過去の実績からも紛れもなく成長株と見られていると思いますが、前述の企業は成長株と見られているかは微妙なところかもしれません。
No title
中長期の成長に関して、過去10年の経常利益は
オーテック 7.3億円→15.5億円
東テク 12.7億円→35.5億円
となっており、まずますですけど高成長ではないですね。少なくとも、市場の扱いは低成長株と見られていると感じます。
三機やシンプロメンテはここ数年の上場なので過去10年はわかりませんが、成長株と見られていると思います。


Re: No title
WEANINGさん、ご回答ありがとうございます。

頂いたデータを基に成長率を計算すると、オーテックは年率8%成長、東テクは年率11%成長ですね。株価もそれを反映したような推移です。
他の成長株と比べると決して高い成長率とは言えませんが、それにしてもPER5~6倍とは評価が低すぎる気はします。配当も含めて考えると、この二社にも十分興味をそそられます(笑)

三機サービスの方は私は年率15%成長を見込んでいますが、(これが世間の見方だとすると)成長率10%と15%の差は小さいようで長期的に見た場合に大きな差になるわけで、それが先取りされて今のPERの差となっているのかもしれませんね。
No title
御見解、有難うございます。
どちらを買うかは投資スタイルにも依ると思います。私は成長と割安の両方を見ながら若干割安のほうにウエイトを置いているので、オーテックと東テクを保有していますが、三機サービスも継続的に注目しており、下がれば買いたいと思います。なかなかターゲットの水準まで下がらないのは、ゆうゆーさんの仰るとおり成長率15%ぐらいで見込まれているからだろうと、思います。今後も継続的に決算をチェックしていこうと思います。
空調計装、電設関連、メンテ関連は地味で成熟業界ですが、市場が大きい割に零細業者も多くM&Aの可能性もあり面白い業界だと思います。

No title
ゆうゆーさん、はじめまして。
こちらのブログを見て、私も株に興味を持つようになりつい最近
投資デビューをいたしました。
これからもゆうゆーさんのブログを楽しみに、私も頑張ってみたいと思います^^

そんな初心者の私にアドバイスいただければ幸いなのですが、最近購入した銘柄で
予想成長率10%で、予想PERが(9.2~12.2)、現在PER8.68 のものがあるのですが、
やはり成長率10%はあまり見込みがありませんか?
ちなみに近年ROEは10%を超えており、ROAもそれに劣らないくらいの数値なのですが、正直このまま保有しておくべきなのかとても迷っております。
Re: No title
WEANINGさん、こんにちは。

おっしゃる通りですね。私はWEANINGさんよりも成長に重きを置いているため、どちらかというと三機サービスの方に惹かれるのかもしれませんね。ですが、WEANINGさんがオーテックや東テクを保有されている理由もよく分かります。

また、WEANINGさんはこの業界に対する知見もお持ちのようで、貴重な意見交換となりました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
Re: No title
shoryさん、はじめまして。

投資で成功するには「この株は上がる」と思える信念が必要で、信念を持つにはその株が上がる仕組みを理解することが必要です。

予想成長率10%、PER8.7倍、ROE10%、という数字だけで、今後この株が上がるという信念を持つのは難しいはずです。だからこそ、このまま保有していてよいものか悩まれているのだと思います。
もっと自信を持って保有できるようになるためには、やはりその企業がどんなビジネスモデルで、どんな成長ストーリーを描いていて、といったところまで深く理解することではないでしょうか?

深く理解することで、おのずと信念も生まれるはずです。今後の成功をお祈りしています。

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